- 🧩 この記事でわかること
- はじめに|AIが文章を作る時代、“言葉を守るAI”が必要になった
- 第1章 Typolessとは|新聞社が築いたAI校正DXの新標準
- 第2章 Typolessの機能と特徴|AIが“ことばの責任”を支える仕組み
- 第3章 Typolessの使い方|実務と自然に溶け込む“校正UX”
- 第4章 Typolessの料金プランと導入方法
- 第5章 Typolessの進化|AIモデルアップデートの全貌
- 第6章 グッドデザイン賞受賞|社会性とUIが評価された理由
- 第7章 導入事例とレビュー|Typolessが現場で選ばれる理由
- 第8章 開発ストーリー|新聞社R&Dが挑んだことばの文化継承
- 第9章 Shodoとの違い|提案型と精度型、AI文章支援の二軸
- 編集部まとめ|言葉の信頼を守るためのAIへ
- 📚 Typoless完全ガイド|引用元・参考元一覧
- 関連記事|AIライティングツール特集
🧩 この記事でわかること
- Typolessの基本概要と特徴
- 新聞社が開発したAI校正技術の仕組み
- Shodoとの違い
- 個人/法人利用の活用方法
- 炎上リスクチェッカーや良文サポートの使い方
- 最新アップデート・受賞情報
- 開発ストーリーと朝日新聞R&Dの思想
- 実際の利用者レビューと導入事例
はじめに|AIが文章を作る時代、“言葉を守るAI”が必要になった
ChatGPTやGeminiなどの生成AIが一般化し、誰もが書ける時代になりました。
しかし、書けることと“伝わること”はまったくの別物です。
誤字脱字、文法ミス、差別的な言葉、あるいは意図せぬ誤解。
それらは一瞬で信頼を損ない、ブランドや個人を傷つけることがあります。
そうした課題に真正面から向き合ったのが、朝日新聞社が開発したAI校正ツール「Typoless(タイポレス)」です。
新聞社が長年培ってきた「言葉の責任」を、AIの力で支える。
このツールは単なる誤字チェックではなく、「社会的信頼を守るためのAI」と言えます。
第1章 Typolessとは|新聞社が築いたAI校正DXの新標準
1-1. Typolessの概要
Typolessは、朝日新聞社 メディア研究開発センターが開発したAI文章校正支援サービスです。
10万件以上の校正ルールと自然言語処理(NLP)を組み合わせ、誤字脱字だけでなく、
文脈の不自然さ・表現の偏り・差別的な語彙まで指摘できるのが特徴。
単なる「文法チェック」ではなく、「社会的に適切かどうか」までを判断するのが最大の強みです。
2023年に正式リリースされ、翌年には企業広報・出版社・教育機関などに広く導入されています。
1-2. Typoless誕生の背景
朝日新聞社は創刊以来、言葉の使い方に細心の注意を払ってきました。
記者が参照する『用語と表現の手引』には、10万を超えるルールが記載され、
それが記事品質を支えてきた知的資産です。
このルール群をAIに学習させ、一般ユーザーも利用できる形にしたのTypoless。
開発の背景には「ことばの文化を守りたい」という編集者たちの強い思いがありました。
1-3. Typolessが解決する3つの課題
1️⃣ 校正の時間を短縮:AIが文脈を理解して自動で誤りを検出。
2️⃣ ブランドの信頼を維持:差別・ジェンダー・誤用表現を防止。
3️⃣ 社内用語・文体の統一:カスタム辞書でチーム全体の品質を一貫化。
Typolessは、AIツールというより「組織の言葉を整えるプラットフォーム」です。
第2章 Typolessの機能と特徴|AIが“ことばの責任”を支える仕組み
Typolessは、「校正の自動化」と「文章の社会的適正化」を両立したツールです。
主要機能を一覧で見てみましょう。
機能名 | 内容 |
---|---|
AI校正 | 助詞・助動詞・文脈誤りを自動検出 |
校正ルール辞書 | 朝日新聞社の10万ルール搭載 |
良文サポート | 冗長表現・句読点過多を改善 |
炎上リスクチェッカー | ジェンダー・差別・センシティブ表現を検出 |
カスタム辞書 | 社内用語や製品名を登録・共有 |
Word/Docs/PowerPoint | アドインで直接校正可能 |
PDF校正 | OCR対応、冊子・IR資料も校正可 |
2-1. 炎上リスクチェッカー
SNS時代に特化したTypoless独自の機能。
ジェンダー・人種・地域・宗教・障がいなど、社会的にセンシティブな表現を自動検出します。
誤用・偏見・差別的語句を指摘し、代替案や削除提案まで提示。
この機能は、ニュースメディアや官公庁・教育機関の導入事例でも特に評価が高い部分です。
2-2. 良文サポート
Typolessの「提案型」モード。
冗長な表現や、読点・助詞の多用、語尾の連続などをAIが指摘し、「より自然で読みやすい日本語」へ改善します。
例:「このような形で〜することが可能です」→「〜できます」
文章の軽量化・読みやすさの最適化を自動で支援します。
2-3. カスタム辞書で組織ルールを共有
Typolessの強みの一つが、「カスタム辞書」。
企業や大学、自治体などで使う独自用語・専門表記を登録することで、全社員が同じ基準で文章を書けるようになります。
新聞社の文化を企業組織に移植するような発想です。
広報・人事・営業など、全員が同じ「言葉のルールブック」を使えるのは大きな利点です。
📎 引用元: [Typoless公式パンフレット(2025年版)朝日新聞社 提供資料]
第3章 Typolessの使い方|実務と自然に溶け込む“校正UX”
Typolessは、文章の種類やツールに応じて最適化されています。
どの環境でもワンクリックで使えるUI設計が評価の理由のひとつです。
3-1. Word・Google Docs・PowerPointとの連携
TypolessはMicrosoft OfficeおよびGoogle Workspaceに直接統合できます。
文書を開いたまま「Typolessを起動」→AIがリアルタイムで校正を実行。
Word Add-in/Docsアドオンが提供されており、校正結果は右サイドバーに表示されます。
3-2. PDF・冊子・IR資料の校正にも対応
Typolessのユニークな点は、PDFのOCR対応校正。
スキャンされた冊子やIR資料、報告書などもそのままアップロードしてチェックできます。
これは他社AI校正にはない特徴で、特に企業利用では重宝されています。
3-3. API連携でシステムに統合
法人プランでは、TypolessをCMSや社内システムと連携させるAPIも提供。
コンテンツが公開される前に自動チェックを走らせる「事前防御」が可能です。
これにより、人的リソースをかけずに文章品質を常に一定に保てます。
3-4. セキュリティと信頼性
TypolessはISO/IEC 27001:2022認証を取得しており、入力データをサーバーに保存せず、AI学習にも使用しません。
個人情報・機密情報を扱う企業でも安心して導入できます。
第4章 Typolessの料金プランと導入方法
Typolessは、個人・法人のどちらにも導入しやすい料金体系を採用しています。
すべてのプランにAI校正・良文サポート・炎上リスクチェッカーを標準搭載し、
導入時のサポートも充実しています。
4-1. プラン別の特徴
プラン名 | 対象 | 月額(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|
スタンダード | 個人 | 2,200円 | Word・Google Docs対応。基本機能を網羅。 |
プレミアム | 個人 | 3,850円 | PDF・PowerPoint対応。炎上リスクチェッカー利用可。 |
+Plus | 個人/法人 | 7,700円 | 全機能対応・優先サポート付き。 |
エンタープライズ | 法人 | 24,750円〜 | 複数ID・SAML認証・API連携に対応。 |
APIプラン | CMS/出版/教育機関 | 見積制 | 最大1,000万文字対応。技術支援付き。 |
4-2. トライアル制度と導入サポート
Typolessは導入前の検証環境が手厚く用意されています。
- 個人向け: 14日間無料トライアル(クレカ登録不要)
- 法人向け: 30日間無料トライアル+導入支援付き
- 年払い割引: 15%OFF(例:プレミアム年額39,000円)
法人導入時には、初期設定ガイド・APIサンプルコード・社内教育用スライドが提供され、チーム全体でのスムーズな定着を支援します。
4-3. 継続支援とオンラインセミナー
Typolessは導入後の継続サポートにも力を入れています。
毎月2回、朝日新聞社主催の無料ウェビナーを開催。
- AI校正の実践講座
- 炎上リスク対策セミナー
- 生成AI×文章品質管理の勉強会
これらを通じて、導入企業が社内の「言葉の品質文化」を定着させられるよう支援しています。
第5章 Typolessの進化|AIモデルアップデートの全貌
Typolessは2025年5月に第2世代AIモデルへとアップデートされました。
新聞社が培ってきた校正ノウハウとAI技術の融合により、より自然で、より正確な校正AIへと進化しています。
5-1. アップデート概要
改善項目 | 内容 |
---|---|
誤検知率の低下 | 誤検知率を65%削減。文脈理解を強化。 |
自然な提案文生成 | 校正指摘後の代替表現をより自然に最適化。 |
固有名詞検出の向上 | 企業名・人名・製品名の誤記を高精度で検出。 |
冗長表現の追加検知 | 文末のくどさや修飾語過多を自動判定。 |
スマートフィルター廃止 | AIが自動で優先度を判断できる新設計へ。 |
5-2. 開発者コメント
「AIをことばの番人からことばの相棒へ」この言葉はTypolessの思想を象徴しています。
AIを監視者ではなく、人の思考を支えるパートナーにする──
Typolessの設計思想はここにあります。
第6章 グッドデザイン賞受賞|社会性とUIが評価された理由
2025年10月、Typolessはグッドデザイン賞(主催:日本デザイン振興会)を受賞しました。
新聞社が開発したAIプロダクトとしては異例の快挙であり、社会的意義と使いやすさが同時に評価されました。
6-1. 受賞理由
- 新聞社の編集知識とAI技術を融合した独自性
- ジェンダー・差別・倫理表現への高い配慮
- 非エンジニアでも扱いやすいUI/UX
- 「社会性×信頼性×デザイン性」の調和
「AI文章修正サービスが数多くある中で、新聞社の長年の知見を活かした校正支援という点が高く評価された。
メディア業界の編集技術をデジタル化した独自性は注目に値する。」
📎 引用元: PR TIMES「Typoless(タイポレス)が2025年度グッドデザイン賞を受賞」(2025年10月15日)
6-2. UIデザインの思想
TypolessのUI設計は、「ユーザーを責めない」ことをコンセプトにしています。
誤字や誤用を“赤く警告する”のではなく、淡い青とグレーの配色で優しく示唆。
AIが人を否定せず、寄り添う体験をデザインしています。
また、操作導線は「3クリック以内」で完結。
初めて利用する人でも迷わず使えるUXが、受賞理由のひとつに挙げられました。
6-3. 展示と反響
Typolessは2025年11月のGOOD DESIGN EXHIBITION 2025(東京ミッドタウン)に出展予定。
展示前からSNS上では
「AIなのに人間味のあるデザイン」と注目を集めています。
第7章 導入事例とレビュー|Typolessが現場で選ばれる理由
Typolessは、リリース以降さまざまな現場で活用されています。
個人ライターや企業の広報・編集部、教育機関、自治体など、「信頼できる言葉」を求めるすべての現場に導入が進んでいます。
7-1. 導入企業の実例
株式会社ROXX(人材プラットフォーム事業)
「生成AIで作成した記事をTypolessで最終チェック。校正工数を70%削減できた。」
📎 引用元: [Typoless公式パンフレット(2025年版)朝日新聞社提供資料]
日本たばこ産業株式会社(JT)
「報告書やIR資料など、表現統一が必要な文書の品質向上に寄与。
“チェック漏れ”を限りなくゼロにできた。」
📎 引用元: [Typoless公式サイト 事例紹介ページ(https://typoless.asahi.com/case)参照, 2025年10月時点]
7-2. 個人ユーザーのレビュー
「文法の誤りより、言い回しの違和感”を拾ってくれるのがありがたい。」
「炎上リスクチェッカーはSNS担当者の必需品。」
「Word内で校正が完結するのが強い。」
📎 引用元: C-NAPSレビュー記事「AI校正ツール Typolessを使ってみた!」(2025年7月公開)
Typolessは「誤検知が少ない」「提案文が自然」という声が多く、他の校正AIより人間の文章に寄り添う精度で高く評価されています。
特に、「ChatGPTで作る → Typolessで整える」という組み合わせは、ライター・編集者の間で標準的なワークフローになりつつあります。
7-3. 生成AIとの併用が新常識に
Typolessは生成AI時代における最後の品質保証。
AIが文章を生み出し、Typolessが社会的リスクを防ぐ。
この二段構成が、企業・ライター双方にとって最も効率的です。
「AIと人の協働が、安心して言葉を発信できる環境をつくる」
📎 引用元: PR TIMES(朝日新聞社「Typoless モデルを更新し校正性能が向上」2025年5月21日)
第8章 開発ストーリー|新聞社R&Dが挑んだことばの文化継承
Typolessの開発は、朝日新聞社の**メディア研究開発センター(R&D)**によって行われました。
その背景には、「ことばの文化を社会全体に還元する」という使命があります。
8-1. 開発の起点
2010年代初頭、新聞社内で「AIによる文章校正支援」の研究がスタート。
社内の膨大な校正データや『用語と表現の手引』をAIに学習させ、
自然言語処理モデルを継続的に改良してきました。
「新聞社は「ことばの学習データ」の宝庫。
これを社会全体に還元することがR&Dの使命だった。」
📎 引用元: 朝日新聞社 リクルートサイト「新聞社のR&D」特集(2025年版)
8-2. 商用化への道のり
2022年、社内向けプロトタイプとしてTypolessのβ版を公開。
反響の大きさから翌年には一般向けリリースが決定。
UIデザインや料金体系もすべて社内で設計され、「言葉の品質を誰もが守れる仕組み」として社会実装されました。
「UI・ロゴ・課金設計まで社内チームで設計し、「ことばの文化を守るAI」として社会に送り出した。」
📎 引用元: PR TIMES(朝日新聞社公式プレスリリース, 2023年10月発表)
8-3. AI倫理の中核にある思想
Typoless開発チームは、AIが判断する理由を見える化することを重視。
「なぜ誤りと判定したのか」「どんな文法ルールに基づくのか」をユーザーが確認できるインターフェースを設計しました。
この説明可能なAI(XAI)思想は、AIの判断が透明であるべきという新聞社らしい倫理観に基づいています。
「AIに任せるほど、私たちは「どう伝えるか」を考えなければならない。」
📎 引用元: [倉井敬史氏インタビュー(朝日新聞社メディア研究開発センター, 2025年版)]
第9章 Shodoとの違い|提案型と精度型、AI文章支援の二軸
Typolessは、AIライティング支援ツール「Shodo」と比較されることが多いですが、
両者は目的と哲学がまったく異なります。
9-1. TypolessとShodoの立ち位置
比較項目 | Shodo | Typoless |
---|---|---|
運営会社 | ストックマーク株式会社 | 朝日新聞社 |
AIタイプ | 生成・提案型 | 校正・検証型 |
目的 | 文章提案・表現拡張 | 品質保持・信頼性担保 |
強み | 書く力を拡張する | 伝える力を整える |
対象 | ライター・個人 | 広報・編集・法人 |
リスク対応 | 弱 | 強(炎上防止・倫理判断) |
Typolessは守りのAI、Shodoは攻めのAI。
どちらかが優れているというより、両者を組み合わせることで理想的な執筆プロセスが生まれます。
9-2. 新しいライティングDXの形
AIで文章を作り、人がAIで校正する。TypolessとShodoが連携すれば、
「スピード」「創造」「信頼」の3軸を両立した新しいライティングDXが実現します。
朝日新聞社のTypolessが守るのはことばの責任。
そして、AIライティングツールが拓くのはことばの可能性。
この二つの流れが、AI時代の新しい文章文化を形づくっているのです。
編集部まとめ|言葉の信頼を守るためのAIへ
AIが文章を量産する時代に、Typolessは質を守る存在です。
誤字脱字を直すだけではなく、言葉の倫理や多様性を保つ。
それは、新聞社が長年培ってきた社会に対する誠実さの延長線にあります。
「文章を磨くとは、読者と社会に誠実であること。」
Typolessは、その信頼をAIの力で支える。
AI Workstyle Lab編集部としても、「生成AI×校正AI」という二重構造は、これからのWebライティングの新常識になると考えています。
📚 Typoless完全ガイド|引用元・参考元一覧
分類 | 出典タイトル | URL |
---|---|---|
引用 | 朝日新聞社 公式サイト|Typoless(タイポレス) | https://typoless.asahi.com/ |
引用 | PR TIMES|「Typoless、AIモデルを更新し校正性能が向上」朝日新聞社プレスリリース(2025年5月21日) | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001846.000009214.html |
引用 | PR TIMES|「Typoless(タイポレス)が2025年度グッドデザイン賞を受賞」朝日新聞社プレスリリース(2025年10月15日) | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002000.000009214.html |
引用 | C-NAPS(シナプス)|「AI校正ツール Typolessを使ってみた!料金や機能、評判を徹底レビュー」(2025年7月公開) | https://fungry.co.jp/cnaps/blog/typoless/ |
引用 | 朝日新聞社 リクルートサイト|「新聞社のR&D」特集 | https://www.asahishimbun-saiyou.com/company/typoless |
引用 | Typoless公式パンフレット(2025年版)|朝日新聞社提供資料 | |
引用 | 倉井敬史氏 コメント|朝日新聞社メディア研究開発センター(PR TIMES掲載, 2025年5月21日) | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001846.000009214.html |
引用 | GOOD DESIGN EXHIBITION 2025 出展情報(Typoless公式プレスページ) | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002000.000009214.html |
引用 | Typoless公式サイト|導入企業・事例紹介ページ(ROXX・JTほか) | https://typoless.asahi.com/case |
引用 | Shodo(ショドー)完全ガイド|AIが日本語を磨く「提案型校正クラウド」 | https://aiworkstyle.net/aitool/352/ |
分類 | 出典タイトル | URL |
---|---|---|
参考 | 朝日新聞社 公式サイト|Typoless トップページ | https://typoless.asahi.com/ |
参考 | Typoless公式ニュース・お知らせ一覧 | https://typoless.asahi.com/news |
参考 | 朝日新聞社 メディア研究開発センター|研究プロジェクト概要 | https://cl.asahi.com/ |
参考 | C-NAPS | https://fungry.co.jp/cnaps/ |
参考 | 日本デザイン振興会|グッドデザイン賞2025受賞一覧 | https://www.g-mark.org/learn/past-awards/longlife-2025 |