製造現場DXの壁を突破！民生ラズパイ大規模運用を成功させる「Actcast」と7つの要諦を解説

開催背景：PoC止まりから脱却できない「製造現場DX」の現実

製造現場におけるDX推進は多くの企業にとって重要な課題ですが、以下のような問題に直面するケースが少なくありません。

• 現場データの活用がPoC（概念実証）段階に留まっている

• 多数の現場デバイスを安全かつ一元的に管理できていない

• OT領域²特有のセキュリティ要件が障壁となり、本格展開に踏み切れない

特に、低コストで柔軟に導入できる民生ラズパイ³は、現場DXの導入段階で広く利用されていますが、大規模な運用、統制、セキュリティ確保の観点で課題が顕在化しやすいのが実情です。

²：「Operational Technology領域」の略称。工場・発電所・鉄道等の産業設備・インフラを物理的に監視・制御するためのシステム・技術が稼働する領域です。
³：本セミナーでは、産業用に設計された専用品ではなく、比較的低価格で流通している標準的なラズパイを「民生ラズパイ」と定義しています。

セミナーの見どころ：IdeinとINTLOOPが提示する7つの要諦

本セミナーでは、エッジAIプラットフォーム「Actcast」を展開するIdeinと、製造業の現場DX支援で実績を持つINTLOOPが、IoT/AI導入時の統制方法や定着までの課題に焦点を当てます。

まずIdeinからは、民生ラズパイを用いた大規模実装の成功事例や、OT領域に特有のセキュリティ要件への具体的な対応策が紹介されます。続いてINTLOOPからは、データ活用プロジェクトを現場に定着させるための成功ポイントや導入実例が共有される予定です。

このセミナーでは、技術による「見える化」を担うIdeinと、現場での「定着化」を支援するINTLOOPが、現場デバイスを安全かつ効率的に運用するための方法を提示します。

Ideinが展開するエッジAIプラットフォーム「Actcast」は、国内トップシェア⁴を誇ります。

⁴：デロイト トーマツ ミック経済研究所 『AI（ディープラーニング）活用の画像認識ソリューション市場の現状と展望 2025年度版』の調査結果に基づくもので、2025年度は見込値を含みます。

セミナー開催概要

• 開催日時：2026年1月15日(木) 12:00 – 13:00

• 開催形式：オンライン（Zoomウェビナー）／参加費無料

• 申込：事前申込必須（当日まで受付）

• 主催：INTLOOP株式会社（INTLOOP Meets）、Idein株式会社

• 申込ページURL：https://zoom.us/webinar/register/7817659591904/WN_bZjscdc3T5OU8K64GaVpdQ

登壇者紹介

• 中村 晃一 氏｜Idein株式会社 代表取締役CEO
  東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻博士課程を中退後、Idein株式会社を創業しました。高性能計算のための最適化コンパイラ技術を研究し、2018年にはARMの選定するARM Innovatorに日本人で初めて選定されています。2024年7月より国立大学法人 東北大学 共創戦略センター 特任教授（客員）も務めています。

• 飛鋪 武史｜INTLOOP株式会社 BX推進統括本部 コンサルティングセールス本部 シニアディレクター
  エンジニアとしてキャリアをスタートし、国内外の複数の半導体製造工場の立ち上げに携わりました。その後、アンダーセンコンサルティング（現アクセンチュア）、ガートナージャパン、日本アイ・ビー・エムにて合計15年ほど自動車や製造業のコンサルティングプロジェクトに従事。直近ではSalesforce系スタートアップで事業立ち上げ、組織づくり、上場支援等を経て現職に至ります。

こんな方におすすめ

• ラズパイを使ったPoCを行ったが、大規模運用へのステップに課題を感じている方

• 現場で多数のラズパイを利用しており、一元的な管理や運用負荷に悩んでいる方

• セキュリティや統制の観点から、エンタープライズ環境でのラズパイ活用に不安を感じている方

• 現場で実際にラズパイの運用を推進していく上で、具体的な成功事例やノウハウを知りたい方

• Actcastを活用して、ラズパイをより安全かつ効率的に運用したい方

INTLOOP Meetsについて

「INTLOOP Meets」は、INTLOOPが創業20年のコンサルティングとプロ人材支援で培ってきたノウハウとネットワークに基づき、社会や業界の最前線課題に向けたナレッジ共創活動です。セミナー、カンファレンス、ラウンドテーブルなど多様な形式で、実践的な知見と出会いを創出しています。「人と企業の成長が循環する社会へ」というビジョンのもと、「Pay it forward（恩送り）」の精神で、知・ノウハウ・人の流通を促進し、参加者と企業の価値最大化に貢献しています。詳細については、https://www.intloop.comをご覧ください。

Idein株式会社について

Idein株式会社は、エッジAIプラットフォーム「Actcast」の開発・運営を主軸に事業を展開しています。次世代自動車開発での協業など、受託開発事業も行っています。2015年4月に設立され、代表取締役CEOは中村 晃一氏です。詳細はhttps://www.idein.jpで確認できます。

INTLOOP株式会社について

INTLOOP株式会社は、企業の経営課題解決をミッションとしています。国内系・外資系ファーム出身のコンサルタントによるコンサルティングサービスや、約53,000名（2025年10月末時点）のプロフェッショナル人材を支援する人材ソリューションサービスを主軸に展開しています。その他、デジタルトランスフォーメーションサービスやテクノロジーソリューションサービスも提供しています。2005年2月に設立され、代表取締役は林 博文氏です。詳細については、https://www.intloop.comをご覧ください。

AI Workstyle Lab編集部コメント

民生ラズパイは低コストで導入しやすい反面、大規模展開時の運用やセキュリティが課題でした。本セミナーで解説される「7つの要諦」は、製造現場でのDX推進において、PoCから実運用への移行を成功させる具体的な指針となるでしょう。特に、Ideinの「Actcast」とINTLOOPの現場定着支援の知見は、生産性向上やコスト削減に直結するだけでなく、新たなビジネスモデル創出の可能性も秘めています。製造業のみならず、多岐にわたる現場でのエッジAI活用を検討する企業にとって、実践的な示唆が得られる機会となることが期待されます。

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