株式会社コンダクト、バックオフィス向けAI変革支援プログラムを開始 – AI活用で業務効率と組織力を向上

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株式会社コンダクト、バックオフィス向けAI変革支援プログラムを開始 – AI活用で業務効率と組織力を向上

株式会社コンダクトは、バックオフィス領域におけるAI変革を加速させる新たな支援プログラムを開始しました。AI教育と導入コンサルティングを一体化させ、バックオフィス起点での組織・業務変革を支援します。

AIコンサルティングパッケージサービス

プログラム開始の背景とバックオフィスの重要性

近年の調査によると、経理・総務担当者の約半数(54.8%)が生成AI(ChatGPTなどの人工知能)を業務に活用していない現状が明らかになっています。

経理・総務担当者の生成AI活用に関する実態調査

一方で、多くの企業ではIT化の起点がバックオフィスであることが多く、この部門が社内情報や業務プロセスに深く関わっているため、AI活用の波及効果が非常に大きいとされています。しかし、現場ではAIの利用と実務運用が分断され、業務フローへの定着が課題となっていました。

なぜバックオフィス×AIなのか?

AI Workstyle Lab編集部解説: バックオフィスは、企業全体の情報を集約し、業務プロセス全体を把握している「知の拠点」とも言えます。ここにAIを導入し定着させることで、単なる効率化に留まらず、経営判断に資するデータ分析や戦略的な業務へのシフトが可能になります。AI活用が遅れている現状は、逆に大きな改善余地があることを示唆しています。

「バックオフィス×AI変革支援プログラム」の概要

この新プログラムは、AI教育と導入コンサルティングを組み合わせ、バックオフィスがAIを利活用して業務変革を推進できる組織への成長を支援します。対象は人事・総務・経理などのバックオフィス部門、および将来のCFO(最高財務責任者)やCHRO(最高人事責任者)候補です。

サービスページはこちらです: https://conduct-corp.com/lp-ai/

研修プログラムと導入ステップ

研修プログラムは、バックオフィスの基礎理解からAIの実践活用までを段階的にサポートする内容です。

研修プログラム: コンテンツ詳細

主要メニューは以下の通りです。

  • 「バックオフィス基礎理解編」:業務の分類や特徴、AI/DX推進の意義を理解します。
  • 「バックオフィスマインド編」:AI時代におけるバックオフィスの役割や改善マインド、コミュニケーションの重要性を学びます。
  • 「AI知識 基礎編」:生成AIの基礎知識、得意なこと・苦手なこと、プロンプトの基礎、セキュリティ留意点に加え、ローコード/ノーコードツールやRAG(Retrieval Augmented Generation:外部情報を参照して生成AIの回答精度を高める技術)の活用方法を習得します。
  • 「AI活用 実践編」:ワークショップ形式で、実際の業務フローへのAI活用を実践します。

バックオフィス × AI 組織強化プログラムの全体像

導入ステップは、約3ヶ月間の伴走型で実施されます。初期ヒアリングと能力診断から始まり、研修計画の策定、基本トレーニング、AI実践構築編を経て、実施後のフォローアップまで一貫して支援します。

バックオフィス × AI 組織強化プログラム: 導入スケジュールとステップ

AI Workstyle Lab編集部解説: このプログラムの特徴は、単なるAIツールの使い方だけでなく、バックオフィスの「マインドセット」と「運用定着」に重点を置いている点です。AIはあくまでツールであり、それを使いこなす人材の意識改革と、日々の業務フローへの組み込みが成功の鍵を握ります。人材開発助成金の活用も検討可能とのことですので、コスト面での支援も期待できるでしょう。

その他のAI変革推進への取り組み

株式会社コンダクトは、新プログラムの提供だけでなく、多角的にAI変革を推進しています。

AI関連の動画コンテンツ・発信活動の強化

YouTubeチャンネル「バックオフィスの道」を「NEXTバックオフィス研究所」としてリブランディングし、AIを活用した次世代バックオフィスに関するコンテンツを積極的に提供しています。

生成AIでSaaSツールは終わってしまったのか?
バックオフィスのためのGPT-5 基礎と活用方法
AIで人の評価と実務はどう変わった?
効率化ツールを自分で開発できる時代にバックオフィスの生産性が変わるAI活用

また、ビジネス動画プラットフォーム「bizplay」などの他チャンネルとのコラボレーションも行い、AIおよびバックオフィスに関する情報を発信しています。

なぜ「AIネイティブ」が育たない?チームに潜む2つの壁
AIを使いこなす側へ

AI向け対外活動の強化

代表取締役の植西祐介氏は、全国社会保険労務士連合会の「情報利活用・AI研究部会」委員に就任し、社労士業務におけるAI技術のあり方や情報利活用について議論・提言を行っています。

さらに、ITトレンドEXPO Summer 2025では「AI×SaaSで生み出すAI改革—バックオフィスこそ企業の成長ドライバーになれ!」と題したセミナーに登壇し、AIとSaaS/RPA(Robotic Process Automation:定型業務を自動化するツール)を組み合わせたバックオフィス改革の方法論を解説しました。

IT TREND EXPO 2025 SUMMER

社内でのAIネイティブ化推進と事例展開

同社自身もバックオフィスのAIネイティブ企業として、AIのフル活用を推進しています。具体的な取り組みとしては、NotionおよびNotion AIを活用したナレッジの一元管理、ローコードワークフローツール「n8n」による業務フロー自動化、Google Cloud Platformを用いたRAG構築とSlackでの質問回答フロー、AI改善推進チームの組成などが挙げられます。

まとめ

株式会社コンダクトの「バックオフィス×AI変革支援プログラム」は、AIを単なるツールとしてではなく、組織・業務変革の核として捉え、バックオフィスが企業全体の生産性向上と持続的成長を牽引する存在となることを目指しています。研修とコンサルティング、情報発信、社内実践を通じて、AI時代の新しい働き方を支援する動きに注目が集まります。

お問い合わせはこちらから: https://conduct-corp.com/lp-ai/

この記事の情報
記事の著者
AI Workstyle Lab 編集部

ChatGPTやAIツールを中心に、AI時代の「学び・働き方・キャリア」をアップデートする情報を発信。
AI Workstyle Labは、AIと共に進化する働き方を提案するメディアです。
AI Workstyle Lab編集部は、人間の編集者が監修し、150本以上の記事をChatGPT × 校正AIで制作しています。

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