製品紹介(用途・特徴)
Wormholeは、Tenstorrent社が開発した現行世代のAI推論プロセッサです。1チップに72基のTensixコアと108MBのオンチップSRAM、12GBのGDDR6メモリを備え、FP8精度において262TFLOPSの演算性能を発揮します。デュアルチップ搭載モデルでは合計128コア・24GBメモリ・約466TFLOPSの処理能力を持ちます。製品構成としては、単一チップ版の「Wormhole n150」とデュアルチップ版の「Wormhole n300」があり、価格は1,099ドル〜1,449ドルです。
BlackholeはWormholeの後継となる次世代モデルで、1チップに120コア(アーキテクチャ上は最大140コア)を搭載し、28GBまたは32GBのGDDR6メモリを備えたPCIeカード(p100a, p150a/b)として提供されます。FP8精度における演算性能は最大664TFLOPSに達し、価格帯は999ドル〜1,399ドルです。
両製品は、複数カード間をQSFP-DDによる高速インターコネクトで直接接続できる構造となっており、カードを統合して演算性能やメモリをスケールアウトできる柔軟性を備えています。
サポート内容(独自支援・証明書取得支援)
ABC株式会社は、本製品の販売にあたり、単なるハードウェア提供にとどまらない充実した技術サポートを提供します。具体的には、Tenstorrent社の公式サポート範囲に含まれないファームウェアの微調整や動作環境の最適化支援、国内向け技術ドキュメントの整備など、お客様のニーズに合わせたきめ細かな支援を実施します。
また、中小企業等経営強化法に基づく「経営力向上設備等に係る生産性向上要件証明書」の取得支援サービスも提供されます。これは、本チップを設備投資として導入する際に税制上の優遇措置を受けるために必要となる証明書であり、申請に必要な書類準備や手続きについてABC株式会社がサポートを行うものです。なお、設備を自社で直接活用しないケース(例:レンタル事業者による導入)は同税制の対象外となるため、その場合の証明書取得支援は行われません。
導入メリット
ABC株式会社が提供する「Blackhole」「Wormhole」を導入することで、ユーザー企業には以下のようなメリットが期待できます。
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高いコストパフォーマンス: BlackholeやWormholeは、他のハイエンドAIアクセラレータと比較して非常に優れた価格対性能比を持ちます。Blackholeは最大664TFLOPS、Wormholeは最大466TFLOPSの処理能力を持ちながら、PCIeカードの価格は1,000ドル台前半に抑えられており、特にスタンドアロンや小規模クラスタ用途での初期導入コスト削減に寄与します。
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柔軟なスケーラビリティ: 両製品はQSFP-DDによる高速通信に対応しており、複数のカードを直接相互接続することで、処理能力とメモリ容量を線形に拡張できます。また、BlackholeやWormholeのコア構造上、1枚のカード内で複数のAIモデルを並列に推論することも可能です。
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大規模言語モデルへの対応実績: WormholeおよびBlackholeは、大規模言語モデル(LLM)の同時実行に対応しており、実際に70Bモデルの複数同時推論を行った事例も存在します。これにより、複数ユーザーによる同時リクエスト処理やマルチタスクAIサービスへの応用が可能となります。
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オープンなソフトウェアスタック: 本製品はTenstorrent社のオープンソースソフトウェアスタック(TT-Buda、TT-Metaliumなど)により、PyTorchやONNXで開発されたモデルの実行に対応しています。ただし、ソフトウェアは現在も成熟途上であり、継続的な改善が行われています。
今後の展望
ABC株式会社は、本製品群の提供を通じて、日本国内におけるAIインフラストラクチャの高度化とその普及促進に一層貢献してまいります。今後は、Tenstorrent社の次世代チップの国内導入も視野に入れ、製品ラインナップのさらなる拡充を図る計画です。また、ABC株式会社が持つAI・クラウド分野でのソフトウェア開発ノウハウを最大限に活用し、最先端AIハードウェアとソフトウェアソリューションの融合によってお客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援し、競争力強化に寄与してまいります。
詳細については、ABC株式会社のウェブサイトをご参照ください。
AI Workstyle Lab編集部コメント
Tenstorrent社製AIアクセラレータ「Blackhole」と「Wormhole」の国内投入は、特に中小規模のAIサービス事業者にとって大きなビジネスチャンスをもたらすでしょう。優れたコストパフォーマンスと柔軟なスケーラビリティは、初期投資を抑えつつ高性能なAI推論環境を構築することを可能にします。これにより、より多くの企業が高度なAIサービスを開発・提供できるようになり、ひいては日本のDX推進と競争力強化に貢献すると考えられます。AIを活用した新たな収益源の確保や業務効率化に直結する、注目の動きです。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

