組織変革と人材育成の鍵は?「People Innovation Awards 2026」チャレンジ賞受賞4組の独自モデルを解説

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チャレンジ賞とは:多様な「挑戦」にスポットライトを

本アワードは、組織変革と人材育成の優れた実践事例を表彰するものです。

今回「チャレンジ賞」として選出された4組は、教育機関、地方自治体、地方企業、フルリモート企業と、組織の形態も抱える課題も異なります。それぞれの環境下で、独自の「学びの連鎖」や「仕組み化」を生み出し、組織の壁を越えて変革を推進している点が評価されました。

チャレンジ賞 受賞4組と発表テーマ

1. 国立大学法人三重大学

  • テーマ: 「学びの灯」の伝播と「改革マインド」の醸成から成る組織文化

  • 成果: 年間約1,270万円のコスト削減、ツール内製化による業務変革の連鎖

  • 概要: 職員研修を内製化し、教職協働のチーム(GAUTI)を設置。学内だけでなく他機関400名超を巻き込む学びの場を創出し、現場発の変革を連鎖させています。

2. 山形県南陽市

  • テーマ: 生成AIを「誰でも使える」に変える!費用ゼロのデバイド対策

  • 成果: 「プロンプトの壁」撤廃によるデジタルデバイド解消、地域一体のAI活用基盤確立

  • 概要: 人口減少への対策として、高品質なAIプロンプトを「費用ゼロ」で公開。行政職員だけでなく、地域企業や住民まで含めたデジタルデバイド解消に取り組んでいます。

3. 株式会社高田工業所

  • テーマ: 学びのエコシステムで、会社の成長を加速~デジタル人材育成プログラム『TAKADA DX University』の取り組み~

  • 成果: 経済産業省標準準拠の独自育成基盤の確立、学びと事業成長を接続する提案制度の実装

  • 概要: 創業100周年に向け、企業内大学を開校。単なる学習で終わらせず、修了課題を「経営提案」に直結させることで、学びを実益に変える仕組みを構築しました。

4. 株式会社Colors

  • テーマ: 500名のフルリモート組織を「自律」へ。理念を「掲げるもの」から「使う判断基準」へ変えたCI再設計

  • 成果: 判断の言語化と自律的な意思決定の浸透、CIに基づく評価・育成制度への接続

  • 概要: 500名超のスタッフ全員がフルリモートという環境下で、理念(判断基準)を再設計。トップダウンではなく現場主導で価値観を言語化し、自律的な組織運営を実現しています。

当日のプログラム

2月26日のイベント当日は、ファイナリスト8社のプレゼンテーションに加え、チャレンジ賞受賞者による「事例発表(各7分)」が実施されます。組織の属性にとらわれない多様な実践知は、多くの参加者にとって自社の課題解決へのヒントとなるでしょう。

今後の展望

本アワードでは、大企業の成功事例だけでなく、多様な組織における「挑戦」にもスポットライトを当てることで、日本全国のDXと組織変革の裾野を広げていく方針です。

開催概要

  • イベント名: People Innovation Awards 2026 FINAL

  • 日時: 2026年2月26日(木) 13:00 – 19:00(開場 12:30)

  • 会場: SHIBUYA QWS スクランブルホール(東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 15階)

  • 参加費: 無料(事前登録制)

  • 定員: 会場参加 100名 / オンライン配信あり

  • 詳細・お申込みhttps://people-innovation-awards.jp/final.html


AI Workstyle Lab編集部コメント

今回の「People Innovation Awards」チャレンジ賞受賞事例は、組織の規模や形態を問わず、DXと人材育成がいかにビジネス成長に直結するかを示す貴重な示唆に富んでいます。特に、三重大学のコスト削減や南陽市の生成AI活用、高田工業所の企業内大学による事業提案、Colors社のフルリモート組織における自律性向上など、具体的な成果を伴う取り組みは、多くの企業が抱える組織変革の課題に対する実践的なヒントとなるでしょう。学びを組織の推進力に変え、持続的な成長を実現するためのモデルとして、これらの事例は今後さらに注目されると考えられます。

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