ライフサイエンス・医療特化のAI導入を伴走支援
カーブジェン株式会社は2026年5月19日より、ライフサイエンス・医療領域の研究者を対象としたAI導入サービス「AI for Science 伴走支援」の提供を開始しました。
このサービスは、2026年3月31日に文部科学省が策定した「AI for Scienceの推進に向けた基本的な戦略方針」および、これに基づく「AI for Scienceによる科学研究革新プログラム」(AI for Science革新的研究推進事業(ARiSE)、AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD)など)の推進に呼応するものです。研究者がAI for Scienceに挑戦する際の伴走パートナーとして活用されることを想定しており、カーブジェンが保有するクラウドAIモデル開発プラットフォーム「CarbConnect®(カーブコネクト)」と、医療機器ソフトウェア(SaMD)開発で培われた薬事・QMS対応の知見を融合し、ライフサイエンス研究現場でのAI実装を加速させます。
サービス紹介ページ:
https://carbgem.com/carbgem_ai_for_science_lp/
開発背景:AI for Scienceの世界的潮流と研究現場の課題
近年、AIを科学研究の高度化・加速化に活用する「AI for Science」の潮流が世界的に拡大しています。日本でも文部科学省が「AI for Scienceの推進に向けた基本的な戦略方針」を策定し、「AI for Scienceによる科学研究革新プログラム」として、「AI for Science革新的研究推進事業(ARiSE)」と「AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD)」を立ち上げ、研究者によるAI活用の加速を支援しています。
特にSPReAD事業は、「①迅速な支援、②AI導入に必要な伴走支援、③独創的研究の芽出し支援」を3本柱とし、これまでAIと接点が薄かった研究者にも門戸を開く方針が示されています。しかし、研究現場では以下のような課題が依然として存在すると認識されています。
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AIモデルがPoC(概念実証)止まりで社会実装に至らない
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計算資源の確保や薬事・品質管理対応のハードルが高い
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ライフサイエンス・医療特有のデータ構造と研究プロセスを理解した開発パートナーが少ない
カーブジェンは、国立健康危機管理研究機構(JIHS)や神戸大学との『医療機器ソフトウェア(SaMD)「BiTTE®-Urine」』開発や、東京大学大学院農学生命科学研究科との共同研究など、産官学連携の実績を豊富に有しています。これらの知見をパッケージ化することで、研究者がAI for Scienceに挑戦する際の伴走パートナーとして、PoCから社会実装までを一気通貫で支援する伴走型サービスを構築しました。
医療機器ソフトウェア(SaMD)「BiTTE®-Urine」:承認番号:30600BZX00247000
サービス「AI for Science 伴走支援」の主な特長
1. ライフサイエンス・医療に特化した専門性
医療画像解析、ゲノム解析、創薬ターゲット探索、シミュレーションなど、ライフサイエンス・医療領域特有のデータ構造と研究プロセスを理解した上で、課題に応じた最適なAIモデル設計を提案します。
2. SaMD・薬事対応の経験を活かした社会実装支援
医療機器ソフトウェアの開発・QMS(品質管理システム)構築・薬事レビューの実績を持つチームが、研究成果の社会実装フェーズまでを見据えた伴走支援を提供します。
3. クラウドAIモデル開発プラットフォーム「CarbConnect®」の活用
セキュアな環境下でAIモデルの開発・検証・運用を一元的に行えるクラウドプラットフォーム「CarbConnect®」を活用し、計算資源の確保、データ整備、モデル開発、コミュニケーションをワンストップで実現します。
一般的なAI開発支援との違い
一般的なAI開発ベンダーとカーブジェンの「AI for Science 伴走支援」との主な違いは以下の通りです。
| 観点 | 一般的なAI開発ベンダー | 当社「AI for Science 伴走支援」 |
|---|---|---|
| 領域知見 | 業種横断・汎用 | ライフサイエンス・医療特化 |
| 薬事・QMS対応 | 限定的 | SaMD承認実績に基づく支援 |
| 開発基盤 | 個別環境 | CarbConnect®による統合環境 |
| 出口設計 | PoC・実装まで | 論文化・社会実装まで一気通貫 |
| 導入ハードル | 高額・長期契約 | 計算資源バウチャー¥100,000〜から |
3つの伴走支援メニューと計算資源バウチャー
本サービスでは、以下の3つの伴走支援メニューと計算資源バウチャーが提供されます。
| メニュー | 内容 |
|---|---|
| 初期導入支援 | AI活用構想の整理、要件定義、CarbConnect®環境のセットアップ |
| 導入支援 | データ整備、AIモデルの試作・検証、SaMD・薬事観点でのアドバイス |
| 活用支援 | モデルの運用最適化、論文化・社会実装に向けた継続伴走 |
| 計算資源バウチャー | ¥100,000〜で必要な計算資源を柔軟に利用可能 |
想定されるユースケースと研究テーマ
想定ユースケース
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医療画像解析: 病理画像・内視鏡画像・放射線画像等のAIモデル開発と社会実装支援
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ゲノム解析: 大規模ゲノムデータの解析パイプライン構築とAIモデル設計
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創薬ターゲット探索: 文献・実験データを統合したターゲット候補抽出AIの開発
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シミュレーション: バイオインフォマティクス領域のシミュレーションモデル構築
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大学・研究機関の研究室単位での導入: SPReAD等の公的研究費を活用したAI for Science関連研究の伴走支援
対応する研究テーマ例
医療画像解析 / ゲノム解析 / 創薬ターゲット探索 / シミュレーション / AIモデル開発 / データドリブン研究 など
ライフサイエンスAI実装における実績
カーブジェンは、ライフサイエンス・医療領域において20件以上のAI実装プロジェクトを推進してきました。代表的な事例として、慶應義塾大学医学部、長崎医療センターとの共同研究などが挙げられます。また、日本国内のみならず、米国・ASEANなどにおけるグローバル展開も進められています。
今後の展望
カーブジェンは、本サービスの提供を通じて、文部科学省「AI for Scienceによる科学研究革新プログラム」の推進に呼応し、研究者によるAI for Scienceへの挑戦を伴走支援していくとしています。同時に、産官学連携・共創を一層強化し、ライフサイエンス領域のDX/AIソリューションをグローバルに展開していく方針です。
サービス概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | AI for Science 伴走支援 |
| 提供開始日 | 2026年5月19日 |
| 提供形態 | クラウドプラットフォーム「CarbConnect®」を基盤とした伴走支援サービス |
| 料金 | 計算資源バウチャー¥100,000〜(その他プランは個別相談) |
| 対象 | ライフサイエンス・医療領域の研究者、研究機関、大学、企業研究部門等 |
| サービスページ | https://carbgem.com/carbgem_ai_for_science_lp/ |
会社概要
カーブジェンは、プログラム医療機器(SaMD)の承認取得をはじめとする先進的な技術を通じて、ライフサイエンス分野における診断支援、研究の効率化、品質管理の標準化・自動化を推進しています。熟練技術者の不足や地域の格差といった社会課題の解決に取り組み、正確かつ迅速な結果を提供することで、医療や産業の現場を支援しています。
2026年2月にはインド政府主催「AI Impact Summit 2026 – 世界TOP10」に選出され(https://carbgem.com/news-20260218/)、その他、東京都主催「Tokyo Social Innovation Tech Award 2024」、第38回 中小企業優秀新技術・新製品賞ソフトウエア部門「優秀賞」を受賞するなど(https://carbgem.com/news-20260416/)、国内外で数々のアワードを受賞しています。産官学との連携によるオープンイノベーションを通じて、未来の地域・医療・研究の共創にも力を注いでいる企業です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | カーブジェン株式会社(英語:CarbGeM Inc.) |
| 代表者 | 代表取締役 中島正和 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区神南一丁目5番13号 |
| 設立 | 2021年3月 |
| 事業内容 | AIとバイオテクノロジーを活用したライフサイエンス分野向けソリューションの開発・提供 |
| 公式サイト | https://carbgem.com/ |
AI Workstyle Lab編集部コメント
カーブジェンが提供する「AI for Science 伴走支援」は、ライフサイエンス・医療分野の企業や研究機関にとって、AI導入の大きな障壁を取り除く画期的なサービスです。特に、プログラム医療機器(SaMD)開発で培われた薬事・QMS対応の知見は、研究成果の社会実装を加速させる上で極めて重要となるでしょう。これにより、創薬期間の短縮や診断精度の向上、個別化医療の推進など、多岐にわたるビジネス領域でのイノベーションが期待されます。計算資源の確保から法規制対応まで一貫して支援することで、研究者は本来の研究活動に注力でき、結果として新たな価値創造へと繋がるはずです。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。
