「見える化エンジン」と音声アシスタントAI「スタンドLM」が連携を開始：対面現場の顧客体験向上とカスハラ対策を強化

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2025.11.15

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株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するSaaS型テキストマイニングツール「見える化エンジン」と、株式会社ENBASEの音声アシスタントAI「スタンドLM」が業務提携契約を締結し、プロダクト連携を開始しました。

この連携により、対面サービスの現場における会話データを「スタンドLM」でAI解析し、そのデータを、電話・SNS・Webといったあらゆるチャネルのテキスト情報とともに「見える化エンジン」で横断的に分析することが可能になります。これにより、マーケティング施策の最適化、顧客満足度の向上、社員満足度向上を効率的かつ効果的に実現することが期待されています。

提携の背景と目的
「見える化エンジン」と「スタンドLM」の機能
- 音声アシスタントAI「スタンドLM」
- 生成AI搭載データ活用プラットフォーム「見える化エンジン」
連携による具体的なメリット
共催セミナーの開催
各社の概要
- 株式会社ENBASE
- 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
関連リンク

提携の背景と目的

現代の市場では、消費者ニーズの多様化と市場変化の加速により、企業にはより高度な顧客理解が求められています。しかし、接客や医療福祉ケア、営業といった対面サービスの現場では、会話内容がブラックボックス化しており、十分に活用されていないという課題がありました。

また、これまで構造化されていない顧客の声（VOC：Voice Of Customer）の分析には、高度な技術と多くの人手が必要とされ、非効率な運用が課題となっていました。

「見える化エンジン」と「スタンドLM」の機能

音声アシスタントAI「スタンドLM」

「スタンドLM」は、スマートフォンで会話を取り込み、AIがレポート生成、インシデント検知、タスク化などを一気通貫で支援する音声アシスタントAIです。サービス現場の会話をAIが聞き取り、レポートを自動生成します。利用者情報や商品情報などの背景情報も加味し、タスクや報告書の自動作成までを支援。ハラスメントやトラブルの検知にも対応しています。

生成AI搭載データ活用プラットフォーム「見える化エンジン」

「見える化エンジン」は、企業に寄せられる問い合わせ、アンケート、SNSなどの膨大な顧客の声を、生成AIやテキストマイニング技術で分析し、顧客の困りごと、要望、不満、喜び、悲しみといった感情を可視化するサービスです。社内の関係部署や経営層へ分析結果をレポートする機能も備え、社内で情報共有を図りながらワンストップで改善活動を推進できる“顧客の声活用プラットフォーム”として、14年連続で国内シェアNo.1（富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2025年版」より）を獲得しています。

AI Workstyle Lab編集部コメント

「テキストマイニング」とは、大量のテキストデータから有用な情報やパターンを抽出する技術です。これに音声AIを組み合わせることで、これまでデータ化が難しかった対面での会話内容も分析対象となり、より網羅的な顧客理解が可能になります。これにより、現場のリアルな声が経営戦略に直接活かされる道が開かれるでしょう。