三菱総合研究所とADBIが覚書を締結
株式会社三菱総合研究所(MRI)は2026年8月5日、アジア開発銀行研究所(ADBI)との間で、ASEAN地域および日本における社会課題の解決と持続可能な発展への貢献に向けた覚書(MoU)を締結しました。この連携は、両機関が持つ異なる専門性とネットワークを融合し、政策研究と社会実装への対応力を高めることを目的としています。
MoU締結の背景と概要
ASEAN地域と日本は共通の社会課題を抱えており、これらの解決にはデジタルトランスフォーメーション(DX)やAIの活用、産業競争力の強化、人材育成、官民連携の推進が不可欠とされています。ADBIはアジア太平洋地域の貧困削減と持続可能な成長を目指す政策研究や能力構築を、MRIは国内外の官公庁や民間企業への調査研究、コンサルティングを通じて社会課題解決の実績を積んできました。
今回のMoUでは、DXやAIを含む新興技術の活用、製造業をはじめとする産業の高度化などが協力分野として想定されています。共同プロジェクトの推進、知見共有、人材育成のための共同イベントやワークショップの開催を通じて、ASEAN地域と日本の産業競争力強化および持続可能な発展に貢献する予定です。

インドネシアでAI活用イベントを共催
MoU締結と同日、両機関はインドネシアのジャカルタで「AI-Powered Manufacturing in Developing Asia – Japan’s experience」と題したイベントを共催しました。このイベントは「Digital Transformation Indonesia Conference & Expo(DTI-CX)2026」の関連イベントとして開催され、インドネシアの製造業におけるAI活用をテーマに、日本の製造現場での運用経験や研究事例を基にした議論が行われました。
イベントでは、MRIの森下貴博主任研究員による「AIと人がつなぐ製造業オペレーションの高度化」と題したプレゼンテーションが実施されました。その後、国連工業開発機関(UNIDO)のMarco Kamiya氏をモデレーターに迎え、インドネシア経済担当調整省、尼国三菱重工業、三菱電機インドネシア、インドネシアトヨタ自動車、バンドン工科大学の有識者らが参加するパネルディスカッションが行われました。ここでは、製造業オペレーションへのAI導入における実装プロセス、成功要因、課題、成果について活発な意見が交わされました。



今後の展望
MRIは今回のMoU締結を契機に、ADBIとの連携をさらに強化し、ASEAN地域および日本が共通して直面する社会課題の解決と持続可能な発展に貢献していく方針です。特に、デジタル技術をはじめとする新興技術と産業・政策分野の知見を融合させながら、持続可能な産業発展に向けた取り組みを推進していくことが期待されます。
アジア開発銀行研究所 概要
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所在地:東京
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設立:1997年
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主な事業:アジア開発銀行のシンクタンクとして、貧困削減や途上国の経済成長・競争力支援に関する政策提言や支援を実施。国際政治政策や先端技術分野に強みを持ちます。
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ウェブサイト:https://www.adb.org/
関連リンク
- 三菱総合研究所 プレスリリース:https://www.mri.co.jp/news/press/20260807.html
AI Workstyle Lab編集部コメント
今回の三菱総合研究所とADBIのMoU締結は、ASEAN地域と日本におけるAIのビジネス活用を大きく後押しする動きと言えます。特に製造業におけるAI導入は、生産性向上や品質管理の高度化に直結し、企業の競争力強化に不可欠です。両機関の知見が融合することで、政策レベルでの支援と現場での実装が一体となり、デジタルトランスフォーメーションが加速するでしょう。これにより、中小企業から大企業まで、多様なビジネスシーンでAIが収益拡大や効率化に貢献する具体的な道筋が示されることが期待されます。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

