キヤノンMJ、「Yoom」へ出資
2040年には日本の生産年齢人口が現在の8割に減少する「8掛け社会」が予測されており、生成AIを活用した業務自動化による生産性向上への期待が高まっています。しかし、多くの企業では生成AIの活用が検索や文章作成といった個別業務に留まり、業務プロセス全体の効率化や自動化には至っていないのが現状です。
このような状況の中、キヤノンMJは、幅広い業務アプリとの連携と、日本企業特有の多様な業務プロセスへの対応を強みとするYoomの事業性と将来性を高く評価し、今回の出資に至りました。
Yoomの概要と強み

Yoomが提供するプラットフォーム「Yoom」は、CRM、グループウェア、ファイル管理サービスなど、国内外750以上の業務アプリと連携可能です。AIエージェント、業務システム、そして人による判断・承認プロセスを一つのワークフロー上で実行できる点が特徴です。
専門的なプログラミング知識がなくても企業ごとの業務に合わせたワークフローを構築でき、人が最小限の判断や承認を行うだけで一連の業務を自動的に実行できます。また、AIによる柔軟な処理とルールベースによる確実な処理を両立することで、人や部門をまたぐ業務プロセスの自動化を実現しています。
現在、Yoomは登録ユーザー数7万人超、月間500万回を超えるタスク実行の実績を持っています。ワークフローの自動化に留まらず、企業内に分散するデータやシステムを連携させ、AIエージェントによる情報処理や分析、判断支援を業務プロセスに組み込む基盤構築を進めており、企業のAI活用高度化において、その重要性は一層高まるものと見られています。
Yoomホームページ: https://lp.yoom.fun/
投資の背景とキヤノンMJグループの戦略
キヤノンMJグループは、未来志向で社会課題を解決するため、最先端の技術やビジネスアイデアの探索とオープンイノベーションを推進し、新たな価値創造に取り組んでいます。
CVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」は、「Business Revitalization(共創による既存の産業構造の変革と、新たな競争力の創出)」を投資領域の一つとして掲げています。AIエージェントや業務アプリ、RPAなどと連携するワークフロー基盤は、人がより付加価値の高い業務へ注力できる環境を実現し、企業の生産性向上や業務変革を支える上で、重要な役割を担うと見込まれています。

未来への貢献
キヤノンMJグループは、本出資を通じて、中小企業から大手企業まで幅広い企業がAIを活用して業務を自動化できる環境の普及を後押しし、人手不足の解消と生産性向上といった社会課題の解決に貢献していく方針です。
-
R&B推進本部: https://forum1.canon.jp/public/application/add/9859
-
R&Bホームページ: https://corporate.jp.canon/profile/management-strategy/rb
-
CVCホームページ: https://corporate.jp.canon/profile/management-strategy/rb/mirai-fund
Yoom株式会社 概要
| 会社名 | Yoom株式会社 |
|---|---|
| 設立年月日 | 2022年6月23日 |
| 所在地 | 東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork KANDA SQUARE 11F |
| 代表取締役 | 波戸﨑 駿 |
| 事業内容 | ビジネスオートメーションSaaSの開発と運営 |
| URL | https://yoom.co.jp/ |
Canon Marketing Japan MIRAI Fund 概要
| 名称 (登記名称) | Canon Marketing Japan MIRAI Fund (キヤノンマーケティングジャパン未来投資事業有限責任組合) |
|---|---|
| 無限責任組合員 | グローバル・ブレイン株式会社 |
| 有限責任組合員 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
| ファンド規模 | 100億円 |
AI Workstyle Lab編集部コメント
Yoomへの出資は、日本企業が直面する人手不足という喫緊の課題に対し、AIを活用した本質的な解決策を提示しています。特に、プログラミング知識不要で多種多様な業務アプリと連携できる点は、中小企業から大企業まで幅広い規模の企業にとって、AI導入のハードルを大きく下げるでしょう。これにより、経理、人事、営業といった部門横断的な業務プロセスが自動化され、従業員はより創造的で付加価値の高い業務に集中できるようになります。結果として、企業の生産性向上と競争力強化に直結し、新たなビジネス機会の創出にも繋がる可能性を秘めています。
「AIニュースは追っているけど、何から学べばいいか分からない…」 そんな初心者向けに、編集部が本当におすすめできる無料AIセミナーを厳選しました。
- 完全無料で参加できるAIセミナーだけを厳選
- ChatGPT・Geminiを基礎から体系的に学べる
- 比較しやすく、あなたに合う講座が一目で分かる
ChatGPTなどの生成AIを使いこなして、仕事・収入・時間の安定につながるスキルを身につけませんか?
AI Workstyle LabのAIニュースをチェックしているあなたは、すでに一歩リードしている側です。あとは、 実務で使える生成AIスキルを身につければ、「知っている」から「成果を出せる」状態へ一気に飛べます。
講師:栗須俊勝(AI総研)
30社以上にAI研修・業務効率化支援を提供。“大阪の生成AIハカセ”として企業DXを牽引しています。
- 日々の業務を30〜70%時短する、実務直結の生成AI活用法を体系的に学べる
- 副業・本業どちらにも活かせる、AI時代の「稼ぐためのスキルセット」を習得
- 文章・画像・資料作成など、仕事も趣味もラクになる汎用的なAIスキルが身につく
ニュースを読むだけで終わらせず、
「明日から成果が変わるAIスキル」を一緒に身につけましょう。
本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。
