ゼンアーキテクツ、AI活用で製造業の変革を推進！「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2025 Mobility アワード」を受賞

ゼンアーキテクツが「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2025」のMobilityアワードを受賞

株式会社ゼンアーキテクツ（本社：東京都港区、代表取締役：三宅和之）は、「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2025」において、「Mobility アワード」を受賞したことを発表しました。この受賞は、同社がMicrosoft Azure（以下Azure）のPaaS（Platform as a Service）/Serverless（サーバーレス）技術と生成AIを融合し、製造業の変革に貢献した点が評価されたものです。

マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤーとは

「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー」は、マイクロソフト社のパートナー企業が示す革新的な取り組みと卓越した業績を称えるアワードです。特に、クラウド技術とアントレプレナーシップ（起業家精神）を活用し、社会に大きな影響を与えた企業が対象とされます。このアワードでは、さまざまなソリューション分野におけるイノベーションが評価され、日本国内で顕著な貢献を果たしたパートナー企業が表彰されます。

受賞の背景にあるAI活用とソリューション

ゼンアーキテクツは、独自プログラム「Azure Light-up」を通じて、モビリティ分野を中心とした製造業全般における設計・開発・品質管理プロセスの高度化を支援しています。このプログラムは、企業が持つ構想や課題を短期間で実行可能なAIソリューションへと具体化するものです。AzureのサーバーレスアーキテクチャとGitHub Enterpriseを活用した迅速なPoC（概念実証）構築が特徴とされています。

AI Workstyle Lab編集部：PaaSやServerlessは、開発者がサーバー管理の手間を気にせずアプリケーション開発に集中できる環境を提供します。これにより、AIソリューションのような先進技術の導入がより迅速かつ効率的に行えるようになるのです。特にPoCを高速で行えることは、ビジネスのアイデアを素早く検証し、市場投入までの時間を短縮する上で非常に重要です。

このプログラムから生まれた代表的なプロジェクトとして、「O-Beya」と「MISRA Copilot」が挙げられます。

• O-Beya: エンジニアリング現場における知識共有と意思決定を支援するAIアーキテクチャです。複数のAIエージェントが人と協調しながら問題解決を行う、新しい設計・開発スタイルを実現しました。

• MISRA Copilot: 安全性や品質が求められるソフトウェア開発工程において、AIが自律的に支援する仕組みを実装し、開発者の生産性と品質向上を両立させます。

これらの取り組みは、Azure AI Foundry（Azure OpenAI）、Azure Functions（Durable Functions）、Cosmos DB（Vector Search）などの先進技術を統合したエージェントアーキテクチャの成功事例として高く評価されました。AIが人間の創造性を拡張し、設計から生産、運用までのプロセス全体で新しい価値を生み出す取り組みが、今回の「Mobility アワード」受賞につながっています。

AI Workstyle Lab編集部：マルチエージェント技術を活用したO-Beyaのように、AIが自律的に連携し、人間と協調しながら業務を進めるスタイルは、今後のAIワークスタイルの主流となるでしょう。MISRA Copilotのように、AIが専門的な品質管理を支援することで、開発者はより創造的な業務に集中できるため、全体の生産性向上に大きく寄与します。

日本マイクロソフトからのエンドースメント

日本マイクロソフト株式会社の執行役員 常務 パートナー事業本部長である浅野智氏からは、以下のエンドースメントが寄せられています。

「株式会社ゼンアーキテクツ様の Mobility アワード受賞を心よりお祝い申し上げます。株式会社ゼンアーキテクツ様は、革新的なソリューションの推進において卓越した成果を上げてこられました。今回、Azure AI を活用したマルチエージェント技術により、自動車業界をはじめとする日本の製造業の現場で、真の生産性向上と創造的な価値創出を実現されたことは、まさに先進的な取り組みの象徴です。この度の Country Partner of the Year Award（Japan）および Japan Partner of the Year「Mobility アワード」の受賞は、その取り組みの成果を示すものです。今後も、日本の産業競争力強化に向けたさらなる貢献を期待しています。日本マイクロソフトは、株式会社ゼンアーキテクツ様 が業界のフロンティアカンパニーとしてさらなる成長を遂げることを力強く支援してまいります。」

ゼンアーキテクツについて

株式会社ゼンアーキテクツ（ZEN ARCHITECTS Co., Ltd.）は、2003年6月に設立されました。代表取締役は三宅和之氏です。同社は、Microsoft Solution Partner認定（Digital & App Innovation）およびMicrosoft Specialization認定（AI Platform）を取得しています。

• コーポレートサイト: https://zenarchitects.co.jp

• ZEN Dev Cloud サービスサイト: https://zendevcloud.com

Azure OpenAI Serviceの登場以降、生成AIとMicrosoft AzureのPaaS/Serverless技術を組み合わせたソリューションの開発や普及活動を幅広く実施しています。日本で高い技術力を持つMicrosoft MVP（Most Valuable Professional）を中心とした専門チームを結成し、企業ごとに最適なサポートを提供しています。

AI Workstyle Lab編集部：Microsoft MVPは、マイクロソフト製品や技術に関する深い知識とコミュニティへの貢献が認められた、世界中の技術専門家です。彼らが中心となって提供されるサポートは、AI導入を検討している企業にとって非常に心強い存在となるでしょう。

今回の受賞は、ゼンアーキテクツがAIとクラウド技術を駆使して、日本の製造業におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）を加速させていることを明確に示しています。AIが人間の創造性を拡張し、新たな価値を生み出す未来のワークスタイルに、一層の期待が高まります。

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