Jizai、国内9社協同アライアンス「Enable AI Foundry」に参画：地域AIエコシステム構築へ

Jizaiが「Enable AI Foundry」に参画し、地域横断のAIエコシステム形成を推進
Enable AI Foundryの概要
株式会社Jizaiについて
AI Workstyle Lab編集部コメント

Jizaiが「Enable AI Foundry」に参画し、地域横断のAIエコシステム形成を推進

株式会社Jizai（本社：東京都文京区）は、国内企業8社と共に、AI開発に必要な計算資源、データ処理、ハードウェア、そして実装知へのアクセスを地域にひらく協同アライアンス「Enable AI Foundry」に参画したことを発表しました。この動きは、AIの社会実装を加速し、地域におけるAI活用を一層促進するものとして注目されます。

Enable AI Foundryの概要

Enable AI Foundryは、AI開発・活用におけるリソース不足を解消し、「使うAI」から「つくるAI」への転換を支えることを目指すアライアンスです。具体的には、以下のリソースを共有します。

計算資源：AIモデルの学習や実行に必要な高性能なコンピュータやGPUなどの処理能力。
データ基盤：AIモデルに学習させるための大量のデータを収集、整理、分析する工程と環境。
ハードウェア：AIの実行に必要な物理的な機器。
実装知：AI技術を実際に社会やビジネスで機能させるためのノウハウや経験。

本アライアンスは、大阪、京都、福岡、沖縄にモジュール型拠点「Enable AI BASE」を立ち上げます。これらの拠点を起点に、勉強会やハッカソン、PoC（Proof of Concept：新しいアイデアや技術が実現可能であるかを検証するための初期段階の試み）支援などを通じて、地域横断のAI人材とプロジェクトのエコシステム形成を推進する計画です。

株式会社Jizaiについて

Jizaiは、AIやロボットといった先端技術の社会実装を劇的に進めることで、社会に新たな価値を創造することを目指す企業です。AI DX/AI SaaS事業、AIロボット事業など、AIソフトウェアとAIハードウェアの両面で社会実装に取り組んでいます。

法人名：株式会社Jizai
代表者：代表取締役CEO 石川佑樹
所在地：東京都文京区向丘2-3-10 東大前HiRAKU GATE
設立：2024年6月
事業内容：生成AI・ロボット等の先端技術サービスの企画・開発・提供など
コーポレートサイト：http://jizai.ai

JizaiがEnable AI Foundryに参画することで、同社が持つAIソフトウェア・ハードウェア双方における社会実装の知見や技術が、アライアンス全体の活動に貢献することが期待されます。これにより、地域におけるAI開発の加速や、新たなビジネス創出への道が開かれるでしょう。

AI Workstyle Lab編集部コメント

今回のJizaiによる「Enable AI Foundry」への参画は、国内におけるAI技術の普及と活用を加速させる上で非常に重要な意味を持ちます。特に、地方都市に「Enable AI BASE」という拠点を設けることで、これまで大都市圏に集中しがちだったAI開発リソースやノウハウが、より多くの地域にひらかれることになります。

ビジネスパーソンにとって、これはAIを自身の業務や事業に活かすための新たな機会となりえます。AI関連の勉強会やハッカソンに参加することで、最先端のAI技術に触れ、実践的なスキルを習得するチャンスが広がります。また、PoC支援を通じて、自社のアイデアをAIで具現化する道筋を見つけることも可能です。

「使うAI」から「つくるAI」への転換は、単に技術者が増えるだけでなく、あらゆる業界のビジネスパーソンがAIを自らの手でカスタマイズし、課題解決に活用できるような環境が整うことを意味します。このアライアンスが、地域経済の活性化と新たなAI時代のワークスタイル創造に寄与することを期待しています。

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