AI導入の鍵は「足元のボトルネック」から：IHIプラントとストックマークが示す、R&DにおけるAI活用の新常識

セミナー開催の背景と目的

ChatGPTやCopilotといった汎用AIの急速な普及により、あらゆる業界で業務効率化が進んでいます。製造業においても、「用途探索」「シーズ×ニーズのマッチング」「需要予測」「生産ラインの自動化」など、AIによる競争力・生産性向上への期待が高まっています。しかし、「具体的な導入成果やROIが見えず、投資判断が難しい」「業務の専門性や複雑性にAIの精度が追いつかない」といった課題に直面する企業も少なくありません。

ストックマーク株式会社は、情報探索の手間、知識の分散、データのサイロ化といった「足元のボトルネック」が、AI活用の障壁となっていると指摘しています。これらの足元課題からAI活用を始め、着実に成果を積み上げることが、段階的にスコープを広げ、最終的な目標達成に近づく最も現実的なステップであると提言されています。

セミナー内容のハイライト

本セミナーでは、株式会社IHIプラントの梶倉 翔氏が登壇し、製品・サービス提供からソリューション提案型の価値提供への転換期において、どのようにAI活用を検討し、直面した課題にどうアプローチしたかについて共有します。AI導入・定着に向けた具体的な第一歩や、投資判断のためのヒントが提供される予定です。

このような方におすすめです

• R&D部門におけるAI活用の始め方に悩んでいる方

• AI導入において、活用成果が見えない、稟議が通せないとお悩み中の方

登壇者情報

梶倉 翔氏（株式会社IHIプラント）

2009年にIHIに入社後、航空・宇宙・防衛事業領域で生産技術を担当。2018年からは資源・エネルギー・環境事業領域でCCUS事業やエネルギーマネジメント事業の開発を推進しました。2024年からはカーボンリサイクル事業におけるMRVサービス開発に従事し、2025年からはIHIプラントへの事業移管後も引き続き同サービスの開発を担当しています。

大沼 徹也（ストックマーク株式会社）

大学卒業後、岩谷産業株式会社にてガス輸入・卸業務、製品企画・開発・技術営業を経験。2022年にストックマーク株式会社へ入社し、Account Executiveとして重工業や電気精密機器業界の顧客伴走・提案型営業を推進しています。

開催概要

• 日時: 2025年12月18日(木) 16:00-17:00

• 場所: オンライン

• 参加費: 無料 (事前登録制)

セミナーの詳細と視聴登録は以下のリンクから行えます。
セミナー詳細・視聴登録はこちら

ストックマーク株式会社について

ストックマーク株式会社は「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、最先端の生成AI技術を活用し、企業の変革を支援しています。製造業向けAIエージェント「Aconnect」（https://aconnect.stockmark.co.jp/）および、あらゆるデータを構造化し企業の資産に変える「SAT」を運営。企業特化生成AIの開発や、独自システムの構築も支援しています。

• 会社名: ストックマーク株式会社

• 所在地: 東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209

• 設立: 2016年11月15日

• 代表者: 代表取締役CEO 林 達

• 事業内容: 最先端の生成AI技術を活用した、企業のナレッジマネジメント・生成AIの業務適用を支援するサービスの開発・運営

• URL: https://stockmark.co.jp/

AI Workstyle Lab編集部コメント

今回のセミナーは、AI導入の障壁となっている「足元のボトルネック」に焦点を当てる点で、多くの企業にとって実践的な示唆を与えます。特に製造業においては、R&D部門が抱える情報探索の非効率性や知識の分散といった課題をAIで解決することで、製品開発のサイクル短縮や新たな価値創造に直結する可能性を秘めています。IHIプラントの事例は、ROIが見えにくいとされるAI投資において、確実な成果を積み上げるためのロードマップを示すものであり、他業界の企業にとっても、自社のビジネスモデルにAIをどう組み込むべきか考える上で貴重なヒントとなるでしょう。効率化だけでなく、ソリューション提案型ビジネスへの転換といった長期的な視点でのAI活用が、競争優位性を確立する鍵となります。

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