DIGGLE、対話型AIエージェント「FP&Aエージェント」をリリース
経営資源の戦略的な投資判断を支える経営管理プラットフォーム「DIGGLE」を提供するDIGGLE株式会社は、2025年12月24日より「DIGGLE予実管理」において、対話型AIエージェントである「FP&Aエージェント」の提供を開始しました。

「FP&Aエージェント」は、ユーザーからの質問に応じて、自社の「DIGGLE予実管理」環境にあるデータにアクセスし、網羅的に分析を行います。分析結果の返答、シミュレーションの実施、図表の作成などを対話形式で提供します。FP&Aの専門知識に基づいたより深い分析を実現するため、複数の提案を自ら行うアドバイザー機能も備えている点が特徴です。
意思決定に必要な社内の情報収集や要因分析を「FP&Aエージェント」が代替することで、平均30秒〜数分で必要な情報を得られる環境を実現し、情報に裏打ちされた質の高いスピーディな意思決定に貢献します。
開発の背景:AIネイティブなFP&A業務の実現へ
DIGGLEは2025年9月に、「AIネイティブなFP&A業務の実現」を目指すAI構想を発表しました。この構想に基づき、「FP&Aエージェント」が業務の一部を代替することで、経営と事業との間の隔たりをなくし、経営企画・FP&A部門が経営者や事業部のパートナーとしてより一層貢献できる環境を目指しています。
- AI構想に関する詳細はこちらをご参照ください: DIGGLE株式会社、AI構想を発表──「FP&Aエージェント」実現に向けた2029年までのロードマップを示す

これまで、意思決定のための判断材料となる社内情報の収集には時間がかかり、リアルタイムな経営判断が難しいという顧客の声がありました。特に、事業進捗やKPIの計画とのずれの背景など「要因の理解」は意思決定の質を高める上で重要です。しかし、詳しい情報を求めるほど、経営者から現場へと階層的な情報収集が必要となり、要因把握に数時間から数日を要していました。
「FP&Aエージェント」は、こうした課題を解消し、より本質的な業務に注力できる環境を実現するために開発されました。

今後の展望と「DIGGLE予実管理」について
DIGGLEは、今回のリリースを皮切りに、ユーザーフィードバックと利用データを基に、より高度で業務に浸透するプロダクトへと段階的かつ継続的なアップデートを進めていく方針です。特に、AIエージェントの質向上にはデータベースの充実が不可欠であり、今後は「ヒト・モノ・カネ」の最適配分を実現する経営管理のためのオールインワンサービスとなるべく、プロダクトの進化を加速させています。
「DIGGLE予実管理」は、「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる。」をProduct Visionに掲げ、経営資源の戦略的な投資判断を支える経営管理プラットフォームです。経営情報をDIGGLE上に蓄積し、適切な権限設定とともに社内に流通させることで、余剰予算を可視化し、スピーディーな再配分で生きた経営管理を実現します。予実管理SaaSの2024年度市場シェア率はNo.1を獲得しています。
- 予実管理SaaS 2024年度市場シェア率No.1に関する情報源: 富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2025年版」
DIGGLEは、リソース「ヒト」「モノ」「カネ」の適切な経営判断によるアロケーションが経営戦略にとって非常に重要な価値観であると捉えています。今後は「DIGGLE予実管理」で培ったアロケーションの実績を活かし、「ヒト」「モノ」の領域に複数プロダクトを展開していく予定です。これまでに、2025年4月に「DIGGLE人員管理」、8月に「DIGGLE売上予実管理」、10月に「DIGGLEリベート管理」をローンチしています。

-
導入企業での活用事例はこちらをご参照ください: DIGGLE導入事例
-
4分で概要を理解できる「DIGGLE」サービス紹介動画: YouTube動画
DIGGLE株式会社について
DIGGLE株式会社は、「Dig the Potential テクノロジーで、企業の成長可能性を掘り起こす。」をMissionに掲げ、経営資源の戦略的な投資判断を支える「DIGGLE予実管理」をはじめとした、「ヒト」「モノ」「カネ」の最適なリソースアロケーションを実現する複数プロダクトの開発・提供を行っています。「経営の動脈になる。──組織に数字と意思を張り巡らせ、未来を動かす循環をつくる。」をCorporate Visionに、今後成長が見込まれる経営管理市場を牽引する会社として、企業成長に貢献していくとしています。
AI Workstyle Lab編集部コメント
DIGGLEの「FP&Aエージェント」は、経営層や事業部が迅速かつ質の高い意思決定を下すための強力なツールとなるでしょう。これまで時間と労力を要したデータ収集や要因分析をAIが担うことで、FP&A担当者はより戦略的な業務に注力できるようになります。特に、予算と実績の差異分析、将来予測シミュレーションといった領域での活用が期待されます。情報収集のボトルネックが解消されれば、企業は市場の変化に素早く対応し、最適なリソース配分を実現することで、収益性向上と競争力強化に直結すると考えられます。中小企業から大企業まで、あらゆる規模のビジネスにおいて、経営管理のDXを加速させる鍵となる可能性を秘めています。
「AIニュースは追っているけど、何から学べばいいか分からない…」 そんな初心者向けに、編集部が本当におすすめできる無料AIセミナーを厳選しました。
- 完全無料で参加できるAIセミナーだけを厳選
- ChatGPT・Geminiを基礎から体系的に学べる
- 比較しやすく、あなたに合う講座が一目で分かる
ChatGPTなどの生成AIを使いこなして、仕事・収入・時間の安定につながるスキルを身につけませんか?
AI Workstyle LabのAIニュースをチェックしているあなたは、すでに一歩リードしている側です。あとは、 実務で使える生成AIスキルを身につければ、「知っている」から「成果を出せる」状態へ一気に飛べます。
講師:栗須俊勝(AI総研)
30社以上にAI研修・業務効率化支援を提供。“大阪の生成AIハカセ”として企業DXを牽引しています。
- 日々の業務を30〜70%時短する、実務直結の生成AI活用法を体系的に学べる
- 副業・本業どちらにも活かせる、AI時代の「稼ぐためのスキルセット」を習得
- 文章・画像・資料作成など、仕事も趣味もラクになる汎用的なAIスキルが身につく
ニュースを読むだけで終わらせず、
「明日から成果が変わるAIスキル」を一緒に身につけましょう。
本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

