PLaMo 2.0 Primeが示す国産AIの底力:日経最優秀賞受賞が意味する日本のAI戦略と未来

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日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞を受賞

「PLaMo 2.0 Prime」は、日本経済新聞社が主催する「2025年日経優秀製品・サービス賞」にて最優秀賞を獲得しました。審査委員会からは、以下の点が特に高く評価されています。

  • 国内技術によるフルスクラッチ開発モデル: 国内で安心して利用できる国産AIの選択肢として、自治体や企業での利用が拡大している点。

  • 日本語に優れた生成AIとしての高い実用性: 高い日本語性能、長文処理(32kコンテキスト対応)、文脈理解、検索拡張生成(RAG)など、日本語の実務に求められる精度と機能を安定して発揮する点。

  • 費用と性能のバランスに優れたコストパフォーマンス: 同等サイズの海外製生成AIと比較して利用しやすい費用感でありながら、必要な実務性能を確保している点。

新規利用者に100万トークン相当のクレジットをプレゼント

PFNは今回の受賞を記念し、本日より「PLaMo Prime」を新規に利用する顧客を対象に、100万トークン相当のクレジットを付与します。これにより、初期導入の負担を抑え、「PLaMo Prime」の性能を十分に試す機会が提供されます。クレジットの詳細については、以下のリンクで確認できます。
詳細はこちら

最新版PLaMo 2.2 Primeを近日提供予定

PFNは「PLaMo」シリーズの継続的なアップデートを進めており、2026年1月中に最新モデルとなる「PLaMo 2.2 Prime」の提供を予定しています。最新版では、日本語・英語の両言語における指示追従性能(Instruction Following)が大きく向上し、より多様で複雑な指示にも柔軟に対応できるようになります。また、PFNが独自に構築したデータセットで追加学習を行い、複数ターンのロールプレイや医療分野における質疑応答など、高度な専門性や文脈理解が求められるシーンでの回答の一貫性と信頼性が向上しています。

特化型PLaMoの開発と今後の展望

PFNはフルスクラッチ開発の強みを活かし、顧客のニーズに合わせた特化型モデルの開発も進めています。

  • 金融特化型PLaMo: 金融実務に必要な専門知識を強化し、高いセキュリティ要件に対応しています。
    金融特化型PLaMoの詳細

  • 翻訳特化型PLaMo(PLaMo翻訳): 軽量・高速・高精度な日本語の翻訳に特化したモデルで、Markdownやコードを含む文書、PDFの翻訳にも対応しています。デジタル庁が推進するガバメントAI「源内」に導入され、行政文書などの高度な日本語翻訳に活用されています。
    PLaMo翻訳

PLaMoの今後の展望

  • フィジカルAIへの応用: 経済産業省およびNEDOが実施する「GENIAC」事業の生成AI基盤モデル開発第3期で開発中の「PLaMo 2.1-8B-VL」を活用し、画像理解と自然言語処理を統合した大規模視覚言語モデルVLM(Vision Language Model)の開発を進めています。ロボティクスや産業現場など、フィジカルAI領域への応用も見据えられています。

  • NICTとの共同開発: 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と共同開発する「PLaMo 3.0 Pretrained」を2026年春に公開予定です。PFNが独自に構築した日本語データを多く含む大量の合成学習データやWebデータに加え、NICTが独自に収集・構築したWebページやインストラクションデータ等を学習に用いることで、日本語性能に優れ、日本の文化、習慣、法制度等への理解を高めた生成AIが開発されています。安心安全な国産LLMとして、研究・実務の双方での活用が期待されています。

  • ガバメントAI「源内」の利用拡大: 2026年以降、ガバメントAI「源内」の他府省庁への展開に合わせ、「PLaMo翻訳」の行政分野での利用拡大が見込まれています。

PFNは、生成AI基盤モデル「PLaMo」の信頼性と機能をさらに高め、企業・政府自治体・研究機関がより安全で高精度な生成AIを活用できる環境を提供していくとしています。

「日経優秀製品・サービス賞」は、日本経済新聞社が毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するものです。公式サイトは以下です。
2025年日経優秀製品・サービス賞 公式サイト

AI Workstyle Lab編集部コメント
今回の「PLaMo 2.0 Prime」の日経優秀製品・サービス賞受賞は、国産AIのビジネス活用における大きな一歩と言えるでしょう。日本語に特化した高い性能とコストパフォーマンスは、特に日本市場でのAI導入を検討する企業にとって魅力的な選択肢となります。長文処理能力やRAG対応は、契約書レビューや顧客対応といった高度な知識業務での効率化に直結します。さらに、金融特化型や翻訳特化型モデルの存在は、特定の業界における専門業務の自動化と精度向上に貢献し、企業の競争力強化につながると考えられます。今後は、PLaMoが多様な業務領域でどのように活用され、企業の収益性や生産性向上に寄与していくか、その動向に注目が集まります。

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記事の著者
AI Workstyle Lab 編集部

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