クラウド・ハイブリッド時代のセキュリティを強化する「PAM360」のAI活用とCIEM:ゾーホージャパンの発表が意味するもの

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特権アクセス管理の複雑化と課題

クラウドサービスの利用拡大やIT環境の複雑化に伴い、企業が管理すべき特権アクセスや特権IDの範囲は広がり続けています。特権アクセスはシステムや機密情報に対する強力な操作権限を伴うため、サイバー攻撃者にとって主要な標的となりやすい領域です。

このような環境変化を受け、特権アクセスの管理には従来以上に高度なガバナンスと透明性が求められています。しかし、管理者権限や特権アカウントはクラウド、オンプレミス、さらには分離されたネットワーク環境に分散しており、その可視化と一元管理は困難さを増しています。

これらの課題に対応するため、統合特権アクセス管理ソリューション「PAM360」は大幅な機能アップデートを実施しました。この機能追加・改善により、クラウド・ハイブリッド環境における、より高度かつセキュアな特権アクセス管理が可能になります。

ManageEngine「PAM360」Webサイト: https://www.manageengine.jp/products/PAM360?pt260122

PAM360の主な機能強化ポイント

AI活用により、特権アクセスに関わるリスク分析・判断の負荷を削減

AIプラットフォーム「OpenAI」との連携が可能になりました。セキュリティとガバナンスを考慮した方法でAIを活用し、SSHセッション記録の要約や、AWS環境における過剰な権限の特定を可能にします。この機能は、特権アクセスに関わるリスク検知・分析を効率化し、セキュリティ態勢の強化を支援します。

CIEM(クラウド権限管理)で、AWS環境の権限を一元的に可視化

CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)機能が導入されました。この機能は、AWS(Amazon Web Services)環境における権限やポリシーを一元的に可視化・保護し、過剰な権限、ポリシー違反、設定ミスを効率的に特定します。これにより、AWS環境におけるセキュリティリスクの迅速な把握と修正を可能にします。

*今後、GCP(Google Cloud Platform)やMicrosoft Azureへの対応も予定されています。

Webセッションの特権操作を録画し、不正抑止やコンプライアンスを強化

これまでPAM360は、RDPやSSHなどのリモートアクセスにおける操作証跡の録画に対応していました。今回のアップデートでは、新たにWebアプリケーションへの特権アクセス(HTTPS接続)に関してもセッション録画に対応しています。Web管理画面上のユーザー操作を可視化・記録することで、不正操作の抑止や監査対応の強化を支援します。

分離されたネットワーク内の特権アカウントも一元管理

分離されたネットワーク環境(DMZなど)に配置された特権アカウントの管理も可能にする仲介サーバーとして、「アプリケーションゲートウェイ」機能が導入されました。これにより、既存のネットワーク設計を維持したまま、これまでPAM360サーバーが直接管理できなかった特権アカウントや特権リソースも、セキュアに一元管理できます。

上記に加え、特権アクセス管理の効率化やセキュリティ強化、運用時の使いやすさ向上を目的とした複数の機能追加・改善も実施されました。

本機能アップデートの提供開始日:2025年12月24日

特権アクセス管理ツール「PAM360」について

ManageEngine PAM360(マネージエンジン パムサンロクマル)は、特権アクセスの利用承認/申請フロー、セッション管理、画面操作の録画、アプリケーションやコマンドの制限など、安全なPAM(特権アクセス管理)を効率的に実現するソフトウェアです。

Gartner® 特権アクセス管理領域のMagic Quadrant™ で評価されており、特定の市場におけるリサーチの集大成として、各社の相対的な位置付けを「実行能力(Ability to Execute)」と「ビジョンの完全性(Completeness of Vision)」の観点によって評価するものです。

ManageEngineは、特権アクセス管理領域のMagic Quadrantでチャレンジャーの1社として位置づけられました。

出典:
Gartner®, Magic Quadrant™ for Privileged Access Management, By Abhyuday Data, Paul Mezzera, Shubham Gera, Tarun Rohilla, Michael Kelley, 2025年10月13日
Gartner®, Research Methodologies, MAGIC QUADRANT™, 2026年1月7日

Gartner Research Methodologies: https://www.gartner.co.jp/ja/research/methodologies/methodologies

ManageEngine PAM360

30日間無料でPAM360のすべての機能をお試しいただけます。
https://www.manageengine.jp/products/PAM360/download.html?pt260122

価格については、こちらをご確認ください。
https://www.manageengine.jp/products/PAM360/pricing.html?pt260122

ManageEngineについて

ManageEngine a division of Zoho Corp.

ManageEngineは、ゾーホージャパン株式会社が提供するネットワークやITサービス、セキュリティ、デスクトップ・ノートPC、ビジネスアプリケーションなどを管理する製品・サービス群です。必要十分な機能に限定され、直感的な操作が可能な画面設計により、短期間での導入が可能であり、その後の運用フェーズにおいても手間がかからず、よりシンプルなIT運用管理を実現します。

中堅・中小企業でも導入しやすいリーズナブルな価格で提供されており、これまでに大手ITベンダーが提供する複雑で高額なツールを利用していた企業や、ツールを自社開発していた組織にも採用されてきました。現在では、日本国内の一般企業、官公庁や自治体などへ、9,000ライセンスを超える販売実績があります。最大で37言語に対応する製品・サービスは、北米、欧州をはじめ、南米、中東、アジアなど世界で28万社以上の企業や組織が導入し、企業・組織のIT運用管理のシンプル化、グローバル化に貢献しています。

ManageEngine公式サイト: https://www.manageengine.jp/

ゾーホージャパン株式会社について

ZOHO

ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt. Ltd.(本社:インド タミル・ナドゥ州チェンナイ CEO:Shailesh Kumar Davey)が開発/製造したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ソフトウェア、企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に、関連するサポート、コンサルティングなども提供しています。

企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界28万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。「ManageEngine」は、ネットワーク管理のOEM市場でスタンダードとして認知されてきたネットワーク管理開発ツール「WebNMS」のノウハウや経験を生かして開発されたものです。また、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群「Zoho」は、世界で1億3000万人を超えるユーザーに利用されています。国内では「Zoho CRM」や、45種類以上の業務アプリケーションを利用できる「Zoho One」を中心にユーザー数を増やしています。

ゾーホージャパン公式サイト: https://www.zoho.co.jp/

AI Workstyle Lab編集部コメント

今回のPAM360の機能強化は、企業が直面するサイバーセキュリティリスクに対し、より実践的な解決策を提供するものです。特にAIを活用したリスク分析やCIEMによるクラウド権限管理は、複雑化するIT環境下での特権アクセス管理の効率化に直結します。これにより、IT部門はセキュリティ運用にかかるリソースを削減しつつ、より強固なセキュリティ態勢を構築できるでしょう。DX推進に伴いクラウド利用が加速する中で、ビジネスの継続性と成長を支える上で不可欠なツールとなる可能性を秘めていると言えます。

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この記事の情報
記事の著者
AI Workstyle Lab 編集部

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