AIが加速させるサイバー攻撃と防御の最前線
CoWorkerの代表取締役である山里一輝氏と執行役員CSOの伊藤達哉氏は、第一部の講演で「サイバーセキュリティの最新動向 〜AIが加速させるサイバー攻撃と対策〜」と題し、生成AIやマルウェア自動化の進展により、攻撃のライフサイクルが急速に短縮している現状を解説しました。従来数十時間かかっていた攻撃プロセスがAIによってわずか25分に短縮され、侵入から横展開までの最短時間が51秒に高速化している実例が紹介され、24時間365日休みなく行われる自動攻撃の脅威が強調されました。

同社は、AIを悪用した攻撃に対し「AIにはAIで対抗する」という戦略を示し、研究開発中のAIエージェント型セキュリティソリューションを紹介しました。具体的には、攻撃者と同じAI技術を利用して脆弱性を先回りして発見・修正するAI脆弱性診断エージェント、マルウェアを実行せずにコールグラフを生成し作者推定を行うAIマルウェア解析エージェント、デジタルフォレンジック分析を従来の10分の1の時間で完了させるAIフォレンジックエージェントなどが挙げられます。講演の最後には、人間の反応速度では追いつけない攻撃に備えるためには、人間とAIのハイブリッドによる監視・分析体制が不可欠であると訴えられました。
CySecと日本セキュリティ大賞、人材育成の未来
東京電機大学は、2015年に「国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec)」を、2025年には「CySec Expert」を開講し、これまでに500名以上の高度サイバーセキュリティ人材を輩出しています。この取り組みは「日本セキュリティ大賞2025」のセキュリティ人材育成部門で大賞を受賞しました。
講演後に行われたパネルディスカッションでは、東京電機大学の寺田真敏教授がモデレータを務め、「学び続けるためのエコシステムの構築」と「学びの場の分野拡大」をテーマに議論が交わされました。山里一輝氏と伊藤達哉氏は後者のパネルに登壇し、産業領域を問わないAI活用人材の育成の重要性や、実務現場で生きた知識を継続的に学び合うコミュニティの必要性を提言しました。

会場ではCoWorkerのAIエージェントを活用したセキュリティ対策やCySec Expertプログラムの展示も行われ、多くの参加者から高い関心が寄せられました。

登壇者からのコメント
CoWorker株式会社 代表取締役 山里 一輝氏
「社会全体の安全基盤を支えるCySec修了生の皆さまへお祝いと学びの場を提供できたことを光栄に思います。生成AIの登場により攻撃者の能力は飛躍的に向上していますが、学び続ける姿勢とAI技術を活用する覚悟があれば、防御側も必ず進化できます。今回の議論をきっかけに、産学連携によるセキュリティ人材育成をさらに加速させ、AIと人間が協調する次世代の防御体制を共に築いていきます。」
東京電機大学名誉教授 サイバーセキュリティ研究所 客員教授 佐々木 良一先生

「本日のシンポジウムの発表やパネルはいずれも非常に興味深いものでした。特にCoWorkerの発表はエキサイティングでした。AIとセキュリティの関係を適切に位置づけ必要な技術を明確化するだけでなく、素晴らしい速さで製品として実現していることに感心しました。アカデミアとしても頑張らなくてはと刺激を受けました。」
東京電機大学 未来科学部情報メディア学科 教授 国際化サイバーセキュリティ学特別コース責任者 寺田 真敏先生

「セキュリティ人材育成において、今やAIの活用を切り離すことはできないと考え、本シンポジウムを企画しました。講演では、AIを巡る最新の脅威から具体的な活用法、防御策に至るまで、非常に示唆に富む知見を共有できました。また、パネルディスカッションを通じ、『学び続ける場』を皆で作り、AI時代の脅威に打ち勝つ人材を育むこと、そして強靭なサイバー社会を築くことの大切さを再認識しました。社会全体の人材育成とサイバー安全基盤の強化を、皆で推進していきましょう。」
今後の取り組み
CoWorkerは「Security × AI で“見えない脅威”から守る」をビジョンに掲げ、サイバー攻撃に先回りするAIエージェントの研究開発を継続しています。同社は今後、以下の取り組みを進めてまいります。
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産学連携による人材育成の強化:CySecやCySec Expertと連携し、実務に基づいたAIセキュリティ教育プログラムを共同開発します。
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AIエージェントの社会実装:脆弱性診断、マルウェア解析、ペネトレーションテストなど複数領域でAIエージェントのPoCを進め、企業や自治体への導入を支援します。
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コミュニティ拡大:CySec修了生やセキュリティ実務者が継続的に学び合えるコミュニティづくりを支援し、各業界のセキュリティレベル向上に貢献します。
CoWorker株式会社について

CoWorker株式会社は、高い技術力を武器に、システム開発・ITコンサルティング・セキュリティの3領域を展開するAIテクノロジーカンパニーです。「Security × AI」で次世代セキュリティの研究開発を通じて、社会の安全基盤の強化に貢献しています。
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会社名:CoWorker株式会社
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設立年月:2019年2月
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住所:東京都新宿区西新宿三丁目3番13号西新宿水間ビル6階
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代表取締役:山里 一輝
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事業内容:ITコンサルティング/システム開発
製品・サービス/広報に関するお問い合わせは、以下のフォームより可能です。
https://www.coworker.co.jp/contact
AI Workstyle Lab編集部コメント
今回のシンポジウムでCoWorkerが提示した「AIにはAIで対抗する」という戦略は、ビジネスにおけるサイバーセキュリティのあり方を大きく変える可能性を秘めています。特に、AI脆弱性診断やAIフォレンジックエージェントのようなソリューションは、従来のセキュリティ業務にかかっていた時間とコストを大幅に削減し、企業のセキュリティ体制を強化するでしょう。24時間365日休みなく進化するAI攻撃に対し、人間だけでは限界があります。AIエージェントの導入は、企業の防御能力を飛躍的に向上させ、結果として事業継続性や顧客からの信頼獲得に直結すると考えられます。これにより、より多くの企業がAIセキュリティを経営戦略の一環として捉えるようになるはずです。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

