「e-Smart BPM」とは?製造・建設業のDXを加速するAI連携業務プロセス管理クラウドを解説

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PLCパートナーズ、新サービス「e-Smart BPM」を発表

製造業・建設業向け業務コンサルティングおよびクラウドサービスを提供するPLCパートナーズ株式会社は、従来建設業向けに提供してきたプロジェクト管理クラウド「KENTIC cloud」を、AI時代に対応した業務プロセスデータ利活用基盤「e-Smart BPM」としてフルバージョンアップし、2026年4月27日より提供を開始することを発表しました。

開発の背景:製造業・建設業に残る”基幹システム外”の業務課題

製造業や建設業の現場では、基幹システム(ERP)がカバーしきれない見積依頼・比較査定、手配業務、社外との進捗管理、成果物の受渡しといった多くの業務プロセスが、依然としてExcelやメール、電話、紙帳票で運用されている現状があります。これらの”基幹システムの外側”に残る業務データは属人的に管理されがちで、担当者の異動や退職による知見の喪失、データの重複や欠損、サプライチェーン全体の可視性不足といった経営課題を引き起こしています。

また、生成AIやAIエージェントの企業活用が急速に進む中で、これらのAIが実務で有効に機能するためには、構造化され信頼性の高い業務プロセスデータの蓄積が不可欠です。PLCパートナーズは、この課題に対し、現場に残る非効率業務を早期にプロセス管理化し、AIエージェント時代にふさわしいデータ基盤を提供すべく「e-Smart BPM」を開発しました。

e-Smart BPMのデータ利活用基盤

「KENTIC cloud」から「e-Smart BPM」へ:AI時代への進化

「KENTIC cloud」は、このリリースをもってAI時代に対応した業務プロセスデータ利活用基盤「e-Smart BPM」へとフルバージョンアップされます。既存のKENTIC cloud利用者に対しては、積極的なバージョンアップ提案が進められています。

e-Smart BPMの対象業種は建設業に限定されず、製造業をはじめとする幅広い業種の調達・手配・進捗管理業務に適用可能です。PLCパートナーズが長年の業務コンサルティングで培った業界ノウハウとクラウド技術を融合し、業務プロセス改善を強力に支援するとのことです。

e-Smart BPMの主な特長

e-Smart BPMの主な特長

e-Smart BPMは、AI時代の業務プロセス管理を強力に推進するための複数の特長を備えています。

  • AIエージェント連携基盤: 業務プロセスデータを構造化して蓄積し、AIエージェントが見積査定、進捗予測、リスク検知などの高度分析に活用できるデータ基盤を提供します。

  • Box連携: Box社のクラウドストレージとAPI連携し、Boxエコシステムソリューションに正式登録されたサービスとして、セキュアなファイル管理・共有を実現します。

  • 基幹システムAPI連携: ERPの発注情報をAPIで自動で取り込み、注文番号単位で社外との進捗管理を早期に立ち上げることが可能です。これにより、基幹システムの外側にある業務データをシームレスに統合します。

  • デジタルサプライチェーンDX: 製造業の海外取引先とのプロセス情報や成果物共有をデジタル化し、従来メールとExcelで対応していた見積・手配業務のDXを推進します。

見積・査定業務から発注・納期管理業務までのデジタルチェーンフロー

3段階のプラン体系

e-Smart BPMは、企業のニーズに合わせて3段階のプランを提供しています。

  • PLAN 01 e-Smart BPM スタンダード: 「脱Excel」を目指すプロセス管理の第一歩として、案件・プロジェクト情報管理、プロセス・イベント工程管理(社内)、成果物管理、Box連携登録機能などが含まれます。スモールスタートに最適です。

  • PLAN 02 e-Smart BPM デジタルサプライチェーン: 製造業向けDXの中核プランで、スタンダードの全機能に加え、社外への作業依頼機能、社外からの成果物受領承認・登録機能、協力会社工程を含めた進捗管理などが利用可能です。多くの企業に最適な構成とされています。

  • PLAN 03 e-Smart BPM 建設(旧KENTIC cloud): 建設業向けPJ管理機能が充実しており、デジタルサプライチェーンの全機能に加え、受注計画機能、要員配置計画機能、社保加盟管理機能などが搭載されています。建設業の専門業務を支援します。

すべてのプランでAPI/MCP対応(基幹IT/AI連携)が標準装備されています。

e-Smart BPMの3段階プラン体系

導入支援と今後の展開

e-Smart BPMは、導入を検討する企業を支援するための取り組みを進めています。

  • デジタル化・AI導入補助金2026への対応: デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)の対象製品として申請中であり、中小企業・小規模事業者はこの補助金を活用することで、導入費用の一部を賄い、DX推進に着手しやすくなります。

  • リリース記念無償トライアル募集: 提供開始に合わせて、導入を検討中の企業向けに「無償トライアルサービス」が準備されています。実際の業務データを用いてe-Smart BPMの効果を1か月間体感できるプログラムです。

  • 販売/開発パートナー募集: 販売代理店およびAPI/MCPサービスを活用した開発パートナー企業の募集も準備中です。e-Smart BPMのエコシステム拡大に関心のある企業からの問い合わせを期待しています。

  • オンラインイベント開催: 2026年6月には、先行バージョンアップ企業による導入事例紹介を含むオンラインイベントの開催が予定されています。

e-Smart BPM オンラインイベント開催決定

製品概要

e-Smart BPM 製品概要

  • 製品名称: e-Smart BPM (イースマートビーピーエム)

  • サービス形態: クラウドサービス (SaaS)

  • 提供開始日: 2026年4月27日

  • 対象業種: 製造業、建設業 (その他業種も相談可能)

  • 対象業務領域: 営業・設計・生産・調達・建設現場における見積、手配、進捗管理、成果物管理など

  • 主な機能: 業務プロセス管理、社外プロセス進捗管理、ドキュメント管理、AIエージェント連携、基幹システムAPI連携、Box連携、API/MCPサーバー対応

  • プラン体系: スタンダード/デジタルサプライチェーン/建設の3プラン

  • 導入補助金: デジタル化・AI導入補助金2026 (旧IT導入補助金) 対象製品として申請予定

  • URL: https://www.plc-partners.com

AI Workstyle Lab編集部コメント

今回の「e-Smart BPM」のリリースは、製造業や建設業が長年抱えてきた、基幹システム外の属人的なExcel業務という課題に対し、AI時代に即した具体的な解決策を提示している点で非常に注目に値します。特に、AIエージェント連携によるデータ活用基盤の構築は、見積査定や進捗予測といった領域で、企業の意思決定を高度化し、効率性を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。中小企業にとっては、デジタル化・AI導入補助金の活用も視野に入れることで、DX推進へのハードルが大きく下がるでしょう。Box連携や基幹システムAPI連携により、既存のIT資産との統合性も高く、導入後のスムーズな運用が期待できます。これは、企業の競争力強化に直結する重要な一歩となるはずです。

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