Googleビルトインとは
Googleビルトイン(Google built-in)は、Googleが提供するシステムおよびサービスで、車両本体のシステムにアプリが直接組み込まれる方式です。これは「Android Auto」や「Apple CarPlay」のようにスマートフォンと車両を接続する方式とは異なります。Googleビルトインは、車両そのものに組み込まれている基本ソフトであるAndroid Automotive OS(AAOS)に対応するよう開発された車載アプリを、車両本体のシステムに直接ダウンロードして使用できます。
この方式では、車両や車載装置のデータを直接取得できるほか、車両側の設定によっては車載装置の制御も可能です。Googleビルトイン対応の車両には、GoogleマップやGoogleアシスタントがデフォルトで搭載されており、Google PlayストアからAAOS対応の車載アプリを追加でダウンロードできます。2026年4月現在、日系ブランドでは、例えば日産の「セレナ」「エクストレイル」「リーフ」「サクラ」や、ホンダの「ZR-V」「CR-V」「プレリュード」「シビック」「アコード」などが対応しています。
公開された車載アプリ「Local Voice Guide」の概要
Bashowの車載アプリ「Local Voice Guide」はAAOSに対応しており、Googleビルトイン対応の車両に直接ダウンロードして利用可能です。このアプリの機能は、すでに公開されているスマートフォンアプリ「Bashow」(iOSおよびAndroid対応)と同様に、移動中の人にその場所周辺のトピックを、数分に一度、短い音声で案内します。
トピックとは、例えば「そこの○○カフェでは○○がおいしい」「この近くの○○神社は……という歴史がある」といった小話です。Bashowのシステムは公開情報をもとに膨大なトピックを創出しており、都市部では100m間隔でトピックが点在しています。
車載ディスプレイの画面構成は、対応車種によって多少の違いがあるものの、現在地周辺の地図を大きく表示しつつ、聞こえてくるトピックで案内する店舗や施設の名称を画面左端に一覧表示します。地図上には店舗や施設の位置が番号で示されます。車両の停車中に一覧から店舗等の名称をタップすると、トピックをテキスト表示したり、店舗や施設のホームページへのリンクを示すQRコードを表示する機能も備わっています。トピックを案内する頻度は、30秒、1分、3分、5分から選択できます。
アプリが動作している動画は下記で確認できます。
https://youtu.be/HGhd7ZtTFv4
今後の発展性
今回公開された車載アプリは、今後も発展していく予定です。早期に一般公開し、利用者からのフィードバックを得ることで、改善の方向性を探るとしています。
2030年代に向けて、多様な車載センサーやデバイスを用いた車載アプリが、エンターテインメント、観光、広告など様々な分野のプレイヤーから提供されることが想定されます。その際、Bashowの地域トピック案内機能が、これらの車載アプリのインフラとして利用される可能性を模索しています。例えば、人気アニメキャラクターが移動中の「バディ」となる車載アプリで、その「バディ」がトピックを楽しく案内するといった可能性が考えられます。
Bashowは、スマートフォンアプリ「Bashow」や車載アプリ「Local Voice Guide」のような地域トピック案内サービスの開発・運用と並行して、リアル空間の環境や状況に応じてコンテンツを出し分ける独自のAI構築を進めています。今回公開する車載アプリから得られるデータを学習セットとして用いることで、独自AIの進化をさらに進めていく方針です。
関連情報
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Bashowの基本情報はこちらをご覧ください。
https://bashow.co.jp/ -
Bashowが見据える未来像についてはこちらをご覧ください。
https://note.com/hodots_bashow
AI Workstyle Lab編集部コメント
Googleビルトイン方式の車載アプリ「Local Voice Guide」の公開は、モビリティ分野におけるAI活用の新たなフェーズを示しています。Android Automotive OSに直接アプリが組み込まれることで、車両データとの連携が深まり、よりパーソナライズされた情報提供が可能になります。これは、従来のスマートフォン連携型アプリでは難しかった、車両の状況に応じたきめ細やかなサービス実現への大きな一歩です。将来的には、この地域トピック案内機能が、エンタメや観光、広告など多岐にわたる車載アプリの基盤として機能することで、移動体験そのものが変革されるでしょう。AIがリアルタイムに環境を分析し、最適な情報を提供する「SDV(ソフトウェア定義車両)」時代の到来を予感させる、注目の動きです。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

