Forcesteed Robotics、「STREAM4D」でロボットの時空間理解に新たな可能性
株式会社Forcesteed Roboticsは、2026年8月3日(月)から8月6日(木)まで出島メッセ長崎で開催される「第29回 画像の認識・理解シンポジウム MIRU2026」にゴールドスポンサーとして出展し、時空間理解システム「STREAM4D」を初公開します。
STREAM4Dは、360°カメラとLiDAR(ライダー:光を用いたリモートセンシング技術)で取得した空間情報に時間情報を加えて記録し、「いつ、どこに、何があったか」を自然な言葉で問い合わせられる画期的なシステムです。過去の空間情報を確認できるだけでなく、問い合わせによって特定した物体や場所まで、ロボットを移動させるための経路計画とナビゲーションにも接続できる点が特徴です。

4Dセマンティックマップが拓く新たな空間認識
従来の3Dマップがある時点の物体の位置や周辺環境を表すのに対し、STREAM4Dは3次元の空間情報に時間情報を加えた「4Dセマンティックマップ」を構築します。これにより、人や物が移動し、設備の状態や物の配置が時間とともに変化する実際の現場の状況を詳細に記録・追跡することが可能になります。
例えば、「昨日の16時、机の上には何があったか」や「この椅子は、いつ現在の場所へ移動したか」といった、過去の状況に関する自然言語での問い合わせに対応します。空間を記録し、時間を遡り、必要な情報を言葉で取り出し、ロボットの行動へつなげることこそが、STREAM4Dの中核となる考え方です。
STREAM4Dの主な特徴
STREAM4Dは、以下の主要な特徴によって、これまでの空間認識技術を大きく進化させます。
-
物体の出現・移動・消失を時間とともに記録
物体ごとに位置や形状などの情報を時刻とともに更新し、移動した物体や撤去された物体の履歴も保持します。現在存在しない物についても、過去の状態を確認でき、指定した日時や時間帯を対象とした問い合わせにも対応します。 -
物体同士の位置関係を確認
「机の上にある物は何か」「ドアに最も近い椅子はどれか」といった質問に対し、3Dマップ上の位置や距離をもとに該当する物体を特定します。上下、左右、近さ、距離、間、並び順など、複数の条件を組み合わせた問い合わせにも対応し、物体同士の関係を順にたどる質問にも対応可能です。 -
空間情報と時間情報を組み合わせて照会
「何が、いつ、どこからどこへ移動したか」「指定した時間帯に何が現れ、何が無くなったか」といった変化を確認できます。空間と時間の条件を組み合わせることで、より詳細な情報を引き出すことが可能です。
-
増え続ける履歴情報を整理して処理
施設内を継続的に記録すると、物体や時間に関する情報は増え続けます。STREAM4Dでは、問い合わせ内容に応じて必要な履歴情報を選び出し、大規模言語モデル(LLM)へ渡すためのコンテキスト処理を組み込んでいます。これにより、長期間の運用で記録量が増えた場合でも、安定した問い合わせ処理を目指しています。 -
言葉による指定からロボットの移動までを接続
「赤い椅子の近くへ行って」といった自然言語での指示に対し、STREAM4Dはマップ上から対象となる椅子を特定し、その位置をロボットの移動目標として設定します。物体の特定からナビゲーションまでを一つの流れで扱うことで、ロボットの自律的な行動を支援します。
想定される活用場面
STREAM4Dは、以下のような多様な場面での活用が想定されています。
-
警備・巡回業務: 施設内の物や設備の配置を継続的に記録し、前回の巡回時からの変化を確認します。
-
設備点検・保守: 設備や周辺物の状態について、「いつ、何が変わったか」を過去の記録から確認し、点検や異常発生後の調査に活用します。
-
施設内の物品・配置確認: 「会議室の机の上に何があるか」「指定した備品が最後に確認された場所はどこか」などを、自然な言葉で問い合わせます。
-
ロボットの移動・ナビゲーション: 「赤い箱の近くへ行って」といった言葉による指示から、移動対象を特定し、ロボットの経路計画につなげます。
-
異常や変化の事後確認: 過去の指定時刻における物体の配置や移動履歴を確認し、紛失、移動、撤去、異常発生後の状況確認に活用します。

実際の導入にあたっては、対象となる施設、業務内容、必要な計測範囲に応じて、センサー構成や運用方法が検討されます。
MIRU2026 出展概要
Forcesteed Roboticsは、MIRU2026にゴールドスポンサーとして参加し、企業展示を行います。会場では、STREAM4Dによる4Dセマンティックマップの構築と、自然言語による問い合わせのデモが予定されています。
-
展示会名: 第29回 画像の認識・理解シンポジウム MIRU2026
-
会期: 2026年8月3日(月)~8月6日(木)
-
会場: 出島メッセ長崎(長崎県長崎市尾上町4-1)
-
ブース番号: G4
-
イベント公式サイト:
https://miru-committee.github.io/miru2026/
Forcesteed Roboticsについて
株式会社Forcesteed Roboticsは、「世の中の駆動系に人工意識FSR-ACを統合し、機械と人が協調して新たな価値を生み出す未来を創る」をミッションに掲げ、AI・画像認識・ロボティクスの研究開発および社会実装に取り組んでいます。Agentic Visionを中核技術としたPhysical AI・ロボティクスの研究開発を推進し、ロボット向けAIアプリケーションやプラットフォームを展開しています。

同社のWebサイトでは、研究開発の取り組みや論文調査・再現検証、デモ動画、自社技術・アプリケーションの紹介などを技術トピックスとして継続的に公開しており、研究成果だけでなく、その背景や検証内容についても分かりやすく発信しています。
Forcesteed Robotics 技術紹介:
https://www.forcesteed.com/technology/
AI Workstyle Lab編集部コメント
Forcesteed Roboticsが発表した「STREAM4D」は、ビジネスにおけるロボット活用の可能性を大きく広げる技術と言えるでしょう。特に、工場や倉庫、オフィスといった環境で、物品管理、設備点検、警備巡回などの業務効率化に直結するメリットが見込まれます。過去の履歴を自然言語で照会し、それをロボットの具体的な行動に繋げられる点は、人手不足が深刻化する現場において、作業の自動化と品質向上に貢献するはずです。これにより、企業はより戦略的なリソース配分が可能となり、新たな価値創造に注力できる環境が整備されることが期待されます。
「AIニュースは追っているけど、何から学べばいいか分からない…」 そんな初心者向けに、編集部が本当におすすめできる無料AIセミナーを厳選しました。
- 完全無料で参加できるAIセミナーだけを厳選
- ChatGPT・Geminiを基礎から体系的に学べる
- 比較しやすく、あなたに合う講座が一目で分かる
ChatGPTなどの生成AIを使いこなして、仕事・収入・時間の安定につながるスキルを身につけませんか?
AI Workstyle LabのAIニュースをチェックしているあなたは、すでに一歩リードしている側です。あとは、 実務で使える生成AIスキルを身につければ、「知っている」から「成果を出せる」状態へ一気に飛べます。
講師:栗須俊勝(AI総研)
30社以上にAI研修・業務効率化支援を提供。“大阪の生成AIハカセ”として企業DXを牽引しています。
- 日々の業務を30〜70%時短する、実務直結の生成AI活用法を体系的に学べる
- 副業・本業どちらにも活かせる、AI時代の「稼ぐためのスキルセット」を習得
- 文章・画像・資料作成など、仕事も趣味もラクになる汎用的なAIスキルが身につく
ニュースを読むだけで終わらせず、
「明日から成果が変わるAIスキル」を一緒に身につけましょう。
本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

