グッドパッチがAI駆動開発のBandを子会社化:デザインとAI開発の融合が示す企業の競争力強化の道筋

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グッドパッチ、AI駆動開発の株式会社Bandを子会社化し開発体制を強化

株式会社グッドパッチは、ソフトウェアの企画・開発・運営およびコンサルティングを手がける株式会社Bandを子会社化したことを発表しました。この子会社化により、グッドパッチはAI駆動開発の実装における体制を強化し、AI駆動でプロダクト開発を継続できる環境と知見を企業に残し、自走に導くAI駆動デザイン&開発支援を強化します。

背景

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査によると、国内で生成AIを導入する企業の割合は2024年度の22.6%から2025年度には44.0%へと約200%増加する見込みです。しかし、AI導入の効果は社内指標に集中し、売上や利益が向上した企業はわずか3.9%に留まっています。

グッドパッチは、日本企業の競争力をAIによって高め、より良いユーザー体験を社会に提供することを目指し、ビジネス成果につながるAI導入や活用推進を支援してきました。2025年10月にはAIデザインツール「Layermate」をグループに迎え入れ、2026年7月からは「AI駆動デザイン&開発ソリューション」を提供しています。

今回の株式会社Bandのグループ参画により、顧客のAI駆動開発環境の構築からプロダクト開発、内製化までを一貫して支援する体制が強化され、より幅広い企業の競争力向上を支援していく方針です。

参考:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)『DX動向2026』

株式会社Bandについて

株式会社Bandは、「『想い』が正しく伝わる社会を創る」というビジョンのもと、2019年の創業以来、システム開発支援、Shopifyを中心としたEC制作・運用支援、デジタルマーケティング制作支援を手がけてきました。アソビュー株式会社や株式会社Linc’wellなど、上場企業からスタートアップ、D2Cブランドまで、多様な企業を支援してきたプロフェッショナル集団です。

Bandが得意とするAI・ソフトウェア開発を起点に、グロース・運用までを見据えたプロダクト開発力と、グッドパッチが持つデジタルプロダクト・サービスのUI/UXデザインの知見を組み合わせることで、世界を前進させるサービス・ブランドの支援を加速します。

Bandは、既存の開発パートナー事業を引き続き推進するとともに、グッドパッチのデザインパートナー事業においても、生成AIを活用した開発を軸とした企業支援や支援サービスの開発を主導します。

株式会社Band 代表取締役 河合 航平氏コメント

河合航平氏は、「”想い”が正しく伝わる社会を創る」のビジョンのもと、Bandが2019年の創業以来、多様なクライアント企業の開発パートナーであり続けてきたことに感謝の意を表明しました。生成AIの普及によりソフトウェア開発のあり方が大きく変わる中で、開発パートナーとして提供すべき価値も大きな転換期に入ったとしつつも、クライアントのビジネスに向き合い、その成長に貢献し続けるという本質は変わらないと述べています。

この転換期にさらなる発展を目指し、デザインパートナーとして長年企業の課題に向き合ってきたグッドパッチグループに参画することで、AIとソフトウェア開発の両面からクライアント企業へ新たな価値を提供していく意向です。

白いTシャツを着用した男性のポートレート

河合 航平氏 プロフィール
2015年3月に同志社大学大学院 情報工学専攻 博士前期課程を修了後、株式会社リクルートホールディングスに入社。オンライン英語学習サービスの開発に従事しました。その後スタートアップに転じ、取締役副社長として会社組織および開発組織のマネジメントを担いました。2019年3月に株式会社Bandを創業し、ソフトウェア開発パートナー事業を起点に、EC制作・運用支援、デジタルマーケティング制作支援へと事業領域を拡大。創業以来、経営者でありながらソフトウェアエンジニアとしてコードを書き続け、開発の枠を超えて事業・組織まで深く関与。現在は生成AIとの協働による新しい開発の形を最前線で探求しています。

株式会社グッドパッチ 代表取締役社長 土屋尚史コメント

グッドパッチの代表取締役社長である土屋尚史氏は、河合氏が一人で複数のAIエージェントを動かしながら開発を進める「AIネイティブ」な開発の最前線にいることに可能性を感じたと言います。河合氏の人間力により長期的な支援を続けるクライアントが多いことから、Bandをグッドパッチグループに迎えることで、多くのサービスやブランドをAI駆動で支援することを決定しました。

今後は、BandのAI駆動開発の実行力と、グッドパッチのデザインの知見を融合させることで、ユーザーに使われ続けるサービスを共に創り、企業が自走できる仕組みを残すところまで伴走していく方針です。

株式会社グッドパッチについて

グッドパッチは、「デザインの力を証明する」をミッションに、「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」をビジョンに掲げるデザインカンパニーです。2011年9月に設立し、2020年6月には日本のデザイン会社として初の東証マザーズ(現グロース)上場を果たしました。

同社は、企業変革支援、UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザインなどを行う「デザインパートナー事業」と、デザイン人材特化型キャリア支援サービスやオンラインホワイトボード、SaaS型AIデザインツールなどを提供する「デザインプラットフォーム事業」を展開しています。顧客体験を起点にした課題解決と「デザイン×AI」による価値創造に取り組んでいます。

関連リンク

グループ会社

AI Workstyle Lab編集部コメント

グッドパッチによるBandの子会社化は、企業が直面するAI導入の課題に対し、具体的な解決策を提示する動きと言えます。これまでAI導入の効果が社内指標に留まりがちだった状況から、デザインとAI駆動開発の融合によって、売上や利益に直結する成果を生み出す可能性が高まります。特に、プロダクト開発の内製化を目指す企業にとっては、AIを前提とした開発環境の構築から運用まで一貫した支援を受けられるため、競争力強化の大きな機会となるでしょう。今後、多くの企業でAIを活用したサービス・プロダクトの創出が加速すると期待されます。

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