開発背景:会社が成長するほど、企業の「知」は分散する
企業は、事業や組織が成長するにつれて、人や情報、業務が増加し、経営や現場の状況を把握することが難しくなります。業務に必要な情報はメール、チャット、会議資料などに分散し、全体像を捉えにくくなる傾向があります。また、過去の意思決定の背景や、社員一人ひとりが培ってきた経験・ノウハウは、十分に言語化・共有されず、個人の中にとどまりがちです。
こうした情報の分散や知識の属人化により、以下の課題が生じると考えられています。
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必要な情報を探すのに時間がかかる
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過去の判断や経験が次の意思決定に活かされない
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特定の社員に知識や判断が集中する
これらは、単なる情報管理やナレッジ共有の問題に留まらず、企業が成長するほど、これまで培ってきた「経営知」が社内に分散し、企業としての意思決定や行動に活かしにくくなるという、多くの企業が抱える経営課題です。一方で、過去の意思決定や経験、業務上のルールやノウハウには、その企業だからこそ生み出せる価値があります。こうした経営知を必要な場面で活用することができれば、人が培ってきた知とAIの力を掛け合わせ、企業の意思決定や実行力そのものを高めることが期待されます。
株式会社プロジェクトカンパニーは、この考えをもとに、企業固有の「経営知」をAIに理解させ、情報の探索から判断、実行までを支援する『MOMOXI(モモシィ)』を開発しました。
『MOMOXI(モモシィ)』とは:企業を理解し、自ら探索し、行動するAI
『MOMOXI(モモシィ)』は、社内に蓄積された情報だけでなく、過去の意思決定、業務ルール、成功・失敗の経験などを継続的に理解し、企業固有の文脈を踏まえて自律的に動くAI経営OSです。さらに、情報を提示するだけでなく、課題やリスクを検知し、必要なアクションを提案することで、「調べる・考える」から「決める・動く」までを継続的に支援します。
一般的な生成AIとの違い
従来の生成AIは、ユーザーの質問や指示を起点に一般的な情報をもとに回答を作成する受動的なツールです。一方、『MOMOXI(モモシィ)』は、指示を待つだけでなく変化を捉えて自ら情報を探索し、次の一手を先回りして提案します。単なる検索・要約を超え、自社固有の文脈を踏まえた実践的な判断を行う点が、従来の生成AIとの大きな違いです。さらに、判断理由や実行結果を蓄積し、意思決定後の進捗追跡から改善まで伴走します。

『MOMOXI(モモシィ)』は、「LLM Wiki」と「オントロジー」による知識グラフ基盤と、自律的に動く「Agentレイヤー」を組み合わせた独自技術を採用しています。
最大の特徴は、企業内の情報を単なる「ファイル」ではなく、「業務関係性ネットワーク」として蓄積・管理する点にあります。情報を【人】-【プロジェクト】-【意思決定】-【課題】-【リスク】といったオントロジーに基づいて構造化し、それぞれの関係性をネットワークとして蓄積します。
この知識基盤と自律的に動くAgentにより、社内に分散する情報を検索するだけでなく、情報同士の関係性や企業固有の文脈を捉え、AI自らが必要な情報を探索し、次の行動につなげることができます。
知識グラフ基盤の仕組み

主なユースケース
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既存顧客の”いま”を捉えて深耕する: 先方の組織変更や公開情報と、社内のやり取りを突き合わせます。誰に、どのテーマで、いつ接触するとよいかを、過去の類似案件を根拠にして提案します。
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秘書業務を、打診が来る前に済ませる: 予定、メール、相手との関係性、過去の手配内容を踏まえて候補を用意します。承認のうえで、予約や連絡までを進めます。
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決めたことが、そのまま動き出す: 会議の決定事項を担当・期限つきで管理ツールに登録し、進捗を追跡します。遅れそうなタスクは、人が気づく前に本人へ声をかけます。
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貴重な人材の流出を、未然に防ぐ: 会話量、会議での発言、残業、休暇の取り方。ひとつずつでは見過ごす変化も、重なれば兆候です。変化の兆候を根拠とともに捉え、管理職に知らせ、面談まで支援します。
開発体制:インテリジェンスセンター
『MOMOXI(モモシィ)』の開発・高度化を担う「インテリジェンスセンター」は、2026年にグループ内に設立されたAI専門組織です。AIの研究・技術開発からプロダクト開発、企業への実装までを一気通貫で担い、AIの研究開発と社会実装の双方に知見を持つ専門人材で構成されています。
企業に蓄積されたデータや知識をAIの力で価値に変え、実際の業務や意思決定に活かすことを目指し、『MOMOXI(モモシィ)』をはじめとするAI技術・プロダクトの研究開発と高度化を推進しています。
関係者のコメント

株式会社プロジェクトホールディングス 執行役員COO / 株式会社プロジェクトカンパニー 取締役 AI事業責任者 北村 俊樹氏
AIの進化によって、企業における仕事の進め方だけでなく、経営のあり方そのものが変わろうとしています。AIを業務で活用する中で、AIには単なる業務効率化を超えて、企業の意思決定や実行を支える力があると感じてきました。一方で、企業ごとに事業環境や組織、戦略は異なり、一般的な知識だけでは最適な判断にはつながりません。だからこそ、企業の中に蓄積された判断や経験をAIが理解し、その企業ならではの文脈に沿って経営や業務を支援することが重要だと考えています。『MOMOXI(モモシィ)』を通じて、AIを企業の成長を支える新たな経営基盤へと進化させていくとのことです。

株式会社プロジェクトホールディングス インテリジェンスセンター長 朴 斌氏
AIの研究と事業への実装に携わる中で、企業の中には、データやマニュアルだけでは捉えきれない膨大な『経営知』が存在することに着目してきたそうです。そこで、人や組織の間に埋もれている暗黙の知見や判断の背景を企業ごとに体系化し、日々の活動の中で継続的に育てていく独自の仕組みづくりに取り組んだとのことです。『MOMOXI(モモシィ)』は、こうした体系化された企業固有の知をAIの力と結びつけ、状況に応じた判断やアクションにつなげることを目指しています。人の経験や意思とAIの知性を掛け合わせることで、企業の中に新たな『知能』を生み出していきたいと考えているとのことです。
今後の展開
AIの普及を起点とした事業構造の転換に向け、株式会社プロジェクトカンパニーはコンサルティングで培った実践知をAIプロダクトとして蓄積・資産化し、より多くの企業へ展開する新たな事業モデルの構築を進めています。今回市場投入される『MOMOXI(モモシィ)』は、その第一弾として、企業内に分散する情報・知識・判断基準を継続的に蓄積・活用し、日常的な意思決定から実行までを支援するAI経営OSです。
正式提供開始後は、実際の企業での利用を通じてユースケースを蓄積し、ユーザーの声や利用データをもとに、機能・体験を継続的に高度化していく予定です。さらに、人事・営業など特定領域に特化した専門AIを順次追加し、企業の課題や成長に応じてAIの活用領域を広げていくとのことです。
今後も株式会社プロジェクトカンパニーは、『MOMOXI(モモシィ)』を起点に、コンサルティングで培った知見とAIの力を掛け合わせ、企業の成長と変革に新たな価値を提供するプロダクト・サービスを継続的に展開していくとしています。
用語説明
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注1:経営知
企業に蓄積された意思決定や業務ルール、成功・失敗の経験、ノウハウなど、企業固有の知識・経験を総称したものです。 -
注2:AI経営OS
企業固有の「経営知」を継続的に理解し、経営や業務の変化を捉えながら、意思決定から次のアクションまで支援するAI基盤です。
株式会社プロジェクトカンパニーについて
株式会社プロジェクトカンパニーは、プロジェクトホールディングスの中核事業会社として、DX・AIを活用した企業変革支援を提供しています。デジタルコンサルティング、AI、UI/UX・マーケティング領域を中心に、企業ごとの経営課題に応じたソリューションをワンストップで提供し、構想策定から実行・定着まで一気通貫で伴走しています。
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代表者:代表取締役CEO 土井 悠之介
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所在地:106-0041 東京都港区麻布台一丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー24階
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事業内容:DX・AI領域における企業変革コンサルティング事業
『MOMOXI(モモシィ)』に関するお問い合わせ先: info@momoxi.jp
AI Workstyle Lab編集部コメント
AI経営OS『MOMOXI』の登場は、企業経営におけるAI活用の新たなフェーズを示唆しています。従来の生成AIが「答える」役割に留まっていたのに対し、『MOMOXI』は企業固有の「経営知」を深く理解し、「自ら気づいて動く」ことで、経営層や管理職の意思決定から実行までを一貫して支援する点が画期的です。これにより、情報が分散しがちな大企業はもちろん、成長期のスタートアップにおいても、経営判断のスピードと精度が飛躍的に向上し、競争優位性を確立する上で不可欠なツールとなる可能性を秘めています。特に、既存顧客の深耕や人材流出の未然防止といったユースケースは、収益向上とリスク管理の両面で大きな効果が期待できるでしょう。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。
