台湾発AIの実力、国内外で評価を獲得
台湾のデータテクノロジーをリードするBIG DATA(大數據股份有限公司)は、そのAI技術と企業への実装実績が国内外で高く評価され、このたび2つの権威ある賞を受賞しました。
企業級ナレッジAIエージェントプラットフォーム『KEYLM』は、「WITSA Global AI Awards 2026」の「The WITSA Global Award for AI Entrepreneurship」を受賞。さらに、「AI Insight Partner(人と機械が知を共創するインサイトアシスタント)」は、第1回「台湾AI卓越賞(Taiwan AI Excellence Award)」の「AI企業転換部門:優品」を受賞しています。

BIG DATAの総経理である温紹郁氏は、「企業のAI導入は次の段階に入りつつあります。求められているのは、より高性能なモデルだけでなく、AIが企業自身のデータ、知識、業務プロセスを本当に理解できるかどうかです」と述べています。
企業向けオンプレミスAIが国際的評価を獲得
『KEYLM』がWITSA Global AI Awardsを受賞
世界イノベーション・テクノロジー&サービス連盟(WITSA)は、世界のICT産業において革新性と影響力を持つ企業や組織を表彰してきました。今回初めて開催された「WITSA Global AI Awards」は、人工知能分野における世界的な影響力、事業拡大の潜在力、そして革新性を備えた企業やアプリケーションに焦点を当てています。
BIG DATAは、企業級ナレッジAIエージェントプラットフォーム『KEYLM』により「The WITSA Global Award for AI Entrepreneurship」を受賞しました。これは、台湾のAI技術がローカルデータの優位性や企業ナレッジの活用を基盤に、業界を横断して規模を拡大していく実力を世界に示したものです。
市場調査会社Fortune Business Insightsの予測によると、世界のソブリンクラウド市場規模は2026年の1,953億5,000万米ドルから2034年には1兆3,185億7,000万米ドルへと拡大し、年平均成長率(CAGR)は27%に達する見込みです。企業データのローカライゼーションとAIの自律的なコントロールに対するニーズは高まり続けています。
『KEYLM』は、BIG DATAが10年以上かけて蓄積した中国語データ資産と、自社開発の領域特化型言語モデル『BIG10』を基盤に構築されています。データクラウド『KEYDATA』は65億件を超えるデータを蓄積し、月間2,000億件以上の中国語データを処理しているとのことです。さらにNVIDIA NeMoの技術フレームワークを統合することで、企業内の文書、SOP(標準作業手順書)、技術資料、既存システムを、AIエージェントが理解し活用できる企業ナレッジへと転換します。
また、オンプレミス、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドなど複数の導入形態に対応しており、企業のデータセキュリティおよびデータ主権に関するニーズにも応えています。
BIG DATAはすでに1,000社を超える企業・組織にサービスを提供しており、関連技術は製造業、政府機関、医療、文化IPなど幅広い分野に広がっています。「シングルコア、マルチアプリケーション(single core, multiple applications)」という戦略のもと、同一のコアモデルとプラットフォームアーキテクチャを各産業の知識やニーズに応じて迅速に展開し、日本語や英語圏の市場へも段階的に拡大しているとのことです。
20日間から1日へ短縮!「AI Insight Partner」が第1回台湾AI卓越賞を受賞
AIエージェントプラットフォーム『KEYLM』の受賞に加え、BIG DATAが自社の実績をもとに開発した「AI Insight Partner」も、第1回「台湾AI卓越賞(Taiwan AI Excellence Award)」の「AI企業転換部門:優品」を受賞しました。

AIをデータインサイトの業務プロセスに深く組み込み、実際の運用現場を出発点として、AIが業務効率の向上にとどまらず、組織やサービスモデルの転換までも後押しした成果が高く評価されました。この賞は中華民国情報ソフトウェアサービス業界公会(TISSA)が主催しており、AIを「公共サービスの最適化」および「産業実務の転換」に活用した優れたベンチマーク事例を表彰することを目的としています。
AI導入以前、分析部門では『KEYPOビッグデータ検索エンジン』の世論分析ソフトウェアを用い、ノイズの除去、データの整理、インサイト分析からレポート作成までをすべて人手で行っており、1本の完全なインサイトレポートを完成させるには20営業日以上を要していました。業務プロセスの最適化とAI協働の導入により、この工程は1営業日以内にまで短縮されています。
レポート制作サイクル全体は80%短縮され、基礎データ整理にかかる工数はおよそ80%削減、付加価値の高い戦略的インサイト業務の比率は50%向上しました。あわせて「キーワード設定、プロンプト調整、AIによるレポート生成、人とAIの協働によるデータ校正、レポート出力」という5ステップの標準プロセスも確立しています。

この仕組みは分析部門にとどまらず、ブランドマーケティング部門のESGブランドリスク管理領域にも展開され、部門を横断した多様な活用シーンでの実現可能性が検証されました。さらに「AI Insight Partner」として製品化され、AIが大量のデータ整理、分析、レポートの初稿作成を担い、プロのアナリストが校正、解釈、戦略提言に注力するという、人とAIが知を共創しながら専門家が伴走する新しいサービスモデルへと発展しています。
BIG DATA自身のAI変革による経験を企業顧客へと展開することで、AIを効率化のためのツールにとどめず、人材の専門性と企業の意思決定力を拡張する重要なパートナーへと位置づけています。

今後もBIG DATAは、自社が保有する中国語データ資産とAI技術力を基盤に、領域特化型言語モデル『BIG10』、世論分析ソフトウェア『KEYPOビッグデータ検索エンジン』、企業向けナレッジAIエージェントプラットフォーム『KEYLM』、AIエージェントといった技術・製品ラインナップの強化を進め、データ、モデル、企業知識から実際の業務プロセスに至るまで、包括的な「AI Data Intelligence」の能力を構築してまいります。あわせてAI技術の業種を超えた活用と海外市場の開拓を推進し、企業が単に「AIを導入する」だけでなく、AIを持続可能かつ規模拡大が可能な運営・意思決定力へと真に転換できるよう支援していくとのことです。
BIG DATA(大數據股份有限公司)について
BIG DATA(大數據股份有限公司、本社:台湾)は2015年に設立された、台湾を代表するデータテクノロジー企業です。データが計算力を牽引する「雙飛輪三層核心架構」(2つの好循環を軸とした3層構造)をコアアーキテクチャとし、ビッグデータのガバナンス、プライベートモデルの構築、エージェンティックAI、企業の信頼性、ネット世論分析、サイエンスマーケティングを統合したAI技術の発展に取り組んでいます。
データ収集、意味解析モデルの構築、AI分析ソフトウェアの開発、企業の意思決定への活用、調査発表プラットフォームに至るまで、企業専用のAIソリューションを提供しており、事業展開は日本、中東、香港にまで及んでいます。主力製品である世論分析ソフトウェア『KEYPOビッグデータ検索エンジン』や、データ分析プラットフォーム『網路溫度計DailyView』をはじめとする多様なDaaS(Data as a Service)ソフトウェアサービスおよび専門的なデータソリューションを展開し、1,000社を超える指標的企業から高い評価を得ています。より透明で安全性が高く、信頼性のあるデジタルエコシステムの構築を目指し、企業にとって最も信頼できるデータインテリジェンスAIテクノロジーパートナーとなることを目指しています。
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AI Workstyle Lab編集部コメント
BIG DATAの二つのAIソリューションの受賞は、企業がAIを単なるツールとしてではなく、業務プロセスや意思決定の中核に統合する重要性を示しています。特に『KEYLM』のようなオンプレミスAIは、データ主権とセキュリティが重視される現代において、多くの企業にとって魅力的な選択肢となるでしょう。また、「AI Insight Partner」が示したレポート作成時間の劇的な短縮は、AIが専門家の業務を代替するのではなく、より付加価値の高い戦略的業務へシフトさせる可能性を秘めていることを示唆します。製造業、政府機関、医療など多様な分野での活用実績は、業界を問わずAI導入による収益向上や効率化が期待できることを裏付けています。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

