背景と課題
組織の生産性向上や業務改革においてAIの活用は不可欠ですが、汎用AIサービスを利用する際の機密情報漏洩リスクは依然として大きな課題となっています。また、他国を拠点とするAIサービスは、現地の法規制に則して管理されるため、不測の事態においてデータの所有者が主体的な対応をとれないリスクも考慮する必要があります。
このような背景から、真に業務へ貢献するために、汎用AIサービスに依存せず、各種AIモデルを利用できてファインチューニングも施しやすい、オンプレミス動作の「プライベートAI基盤」が求められています。
「InfiniCloud® AI×Kotonoha」の主な強み
本ソリューションは、独自のハイブリッド構成AIモデルと、手軽に導入・運用できるハードウェア、そして万全のサポート体制を統合したプライベートAI基盤です。
1. 独自アーキテクチャによる「知の循環」の実現

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チューター三層構造モデル
業務担当者が社内文書や暗黙知を教え込み、AIが「専門家」として成長し、社員がそれを活用するという三者が関わり合う学習プロセスを採用しています。 -
ハイブリッド構成
「Qwen」「GPT-OSS」「LLM-jp」「Whisper」といった複数の言語モデルを統合し、最適なモデルを使い分けることが可能です。
2. エンタープライズ水準のセキュリティとデータ主権の確保
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完全なインターネット隔離環境(エアギャップ)動作
外部のLLM APIにアクセスしないため、厳しいコンプライアンス要件が求められる業種でも安全に導入できます。 -
セキュアな運用設計
ISMSやCSMS要件に沿った運用設計がなされており、ロールベースアクセス制御(RBAC)と特権昇格の仕組みを持ち、監査ログも全てユーザー管理ストレージに保存されます。 -
「スキル」のサーバーサイド管理
AI向けの「作法」を定義する「スキル」はサーバー内に格納されるため、改ざんや紛失などのリスクを低減します。
3. マルチモーダル対応と分かりやすいWebインターフェースを搭載

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使いやすいチャットUI
使い慣れたチャットシステムのように分かりやすいWebインターフェースを搭載しています。 -
容易な管理者機能
ロール管理などの管理者向け機能もWeb UIから直感的に操作できるように設計されています。
4. 一般用電源で稼働する強力なハードウェアと熟練のサポート
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1500W電源で稼働
InfiniCloud® AIは、「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell」シリーズのGPU1基を搭載したKotonoha 1台で稼働可能です。1500Wの一般用電源があれば設置できます。 -
一貫したテクニカルサポート
KSGの十数年の経験を持つ熟練スタッフが、機器のキッティングから出荷、設置、サポートまで一貫して対応し、継続的な運用を支援します。
各社代表のコメント
InfiniCloud株式会社 代表取締役CEO 瀧康史氏は、「プライベートAIの仕組みであれば、データを外部に出さず、自社固有の複雑な条件を考慮して自律的に必要な情報を収集して回答する、『同僚』のような働きも期待できます。チューター三層構造モデルにより、人がAIを育成し、AIが人を育成するという『知の循環』を組織内に作り出します。」と述べています。
KSG株式会社 代表取締役社長 立花和昭氏は、「オンプレミスの場合、進化し続けるAIにインフラ投資が追い付かないことが課題になります。その点、InfiniCloud® AIは用途ごとに複数のSLMを組み合わせるアーキテクチャであり、構成も柔軟に変更できるため、継続的な運用が可能です。」とコメントしています。
今後の展開
AI利用ニーズの高まりとデータ主権の課題を背景に、医療機関やメーカー、官公庁などから国外への機密情報移転リスクに関する相談がすでに増加しているとのことです。使いやすくスタートしやすい「InfiniCloud® AI×Kotonoha」は、セキュリティを担保しながらAIを使った変革をスモールスタートしたい組織にとって、有効な選択肢として貢献していくでしょう。
サービス提供概要
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提供開始日:2026年6月下旬以降
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提供価格:個別見積もり(要件やシステム構成により変動します)
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提供・お問い合わせ窓口:
会社概要
InfiniCloud株式会社

InfiniCloudは、「ストレージ」「サーバー」「ネットワーク」それぞれの技術をソフトウェアの力で柔軟に組み合わせ、「日本品質」にこだわり顧客にミッションクリティカルで安定したコストパフォーマンスの高いクラウドサービスを提供しています。
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所在地:静岡県静岡市葵区呉服町2-1-5 五風来館5F
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代表者:代表取締役CEO 瀧 康史
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設立:2001年11月
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事業:クラウドインフラ賃貸事業、ホスティング事業、クラウドソフトウェア開発事業、ネットワーク、サーバーインフラの構築、保守管理業務
AI Workstyle Lab編集部コメント
「InfiniCloud® AI×Kotonoha」は、機密性の高い情報を扱う企業にとってAI導入の強力な推進力となるでしょう。完全オフライン環境での運用は、医療機関や金融機関、官公庁など、厳格なデータガバナンスが求められる業界で特に有効です。データ漏洩リスクを排除し、社内データや暗黙知をAIに学習させることで、組織全体の「知の循環」を加速させ、生産性向上や新たな収益機会の創出に貢献することが期待されます。日本の企業におけるAI活用を次の段階へと導く可能性を秘めたソリューションと言えます。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

