noteが物語IPのゲーム化を支援する新プラットフォームを実証開始、AI活用の制作ワークフローを徹底解説

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物語IPのゲーム化を支援する新プラットフォームの実証を開始

noteは、物語IP(知的財産)をゲームへと展開するための開発プラットフォームの実証を開始しました。本取り組みは、経済産業省が推進する「IP360 -Toward 20 Trillion Yen-」コンテンツ産業支援メニューに採択されており、開発費用の一部について国からの補助を受ける予定です。

この実証では、noteがこれまでに培ってきたプラットフォーム開発・運営力と、子会社であるTales & Co.が持つIP開発・メディアミックスの知見を組み合わせ、物語IPのゲーム展開の可能性が検証されます。具体的には、物語IPのゲーム展開に必要な企画開発、シナリオ設計、アセット制作、プロトタイプ開発といった工程を支援する仕組みの構築を目指しています。

AIは創作そのものを代替するものではなく、制作工程の一部を効率化するための技術として活用されます。これにより、これまでコストや開発体制の面で実現が難しかった小説やマンガなどの物語IPのゲーム展開が取り組みやすくなり、作品の品質を保ちながら、より多様なIPをスピーディーに届けることを目指すとのことです。

まずはTales & Co.が主体となって開発するIPや、外部パートナーが保有するIPなどで検証が進められ、ゲームというメディアを通じて制作・販売を手掛ける予定です。

新たな制作モデルで物語IPの展開機会を拡大

近年、アニメやゲームなどのコンテンツ制作は大規模化・長期化し、制作コストも大幅に上昇しています。こうした状況の中、新規IPを迅速に生み出し、読者やファンの反応を得ながら育てていく上で、マンガは重要な役割を果たしてきました。

一方で、ゲームには、物語やキャラクターをユーザーが体験できる形で届け、新規IPの発表機会や既存IPとの新たな接点を広げる可能性があります。しかし、制作コストや開発体制の面でハードルが高く、多くの物語IPにとってゲーム展開は容易ではありませんでした。

本実証では、AIを活用した制作ワークフローを取り入れることで、物語IPをゲームとして発表・展開しやすくする開発プラットフォームのあり方が検証されます。また、制作に関わるさまざまな工程にAIを組み込み、クリエイターや制作チームの判断・表現を支えるワークフローの検証も進められる予定です。

実証に取り組む背景と連携体制

日本のマンガやアニメ、ゲームは世界中で高く評価されており、政府もコンテンツ産業を半導体に並ぶ基幹産業と位置づけています。経済産業省は2033年までに日本発コンテンツの海外売上20兆円を目指す国家目標のもと、予算350億円超の「IP360」事業を開始し、IPの創出から制作・流通・海外展開までを一体で支援しています。

noteはこれまで、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、メディアプラットフォーム「note」を自社で開発・運営してきました。作品が生まれ、読者に届き、ファンの応援が次の創作につながる仕組みづくりに取り組んでいます。

また、Tales & Co.は、原作開発に加え、マンガ・映像・ゲーム・音声・グッズなどへの複合的な展開に取り組んでいます。ゲームシナリオ制作などの実績を重ねながら、AIを活用した創作支援にも継続的に取り組んできました。

本実証では、こうしたnoteのプラットフォーム開発・運営力、Tales & Co.のIP開発・制作の知見、そしてAI活用の実績を組み合わせ、日本発の物語IPがゲームとして広がるための新しい制作モデルが検証されます。

採択の概要と問い合わせ先

本実証では、IPホルダー、出版社、制作会社、クリエイター、開発パートナーとの連携も進められる予定です。物語IPのゲーム展開や、AIを活用した制作ワークフローにご関心のある方は、ぜひお問い合わせください。

問い合わせ先:info@talesandco.com

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AI Workstyle Lab編集部コメント

noteの新たな取り組みは、コンテンツ制作におけるAIのビジネス活用に大きな示唆を与えます。物語IPのゲーム化という高コストな領域でAIが制作ワークフローを効率化することで、中小規模の制作会社や個人クリエイターも、より手軽にIP展開に挑戦できる可能性が開かれます。これにより、多様なIPが市場に投入され、新たな収益源の創出やビジネスモデルの変革が期待できるでしょう。特に、これまで日の目を見なかった良質な物語IPが、ゲームという形で新たなファンを獲得する機会が生まれることに注目しています。

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