AI時代の品質管理とは?「標準化と品質管理全国大会2026」で語られる最新トレンドと専門家視点

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注目講演:AIの進展と品質マネジメント

本大会は、午前中に基調講演、午後に個別講演とパネルディスカッションの二部構成で進行します。今回発表された6名の講演者の中から、特にAIに関連する注目の講演を紹介します。

基調講演:生成AIの進展と今後の潮流

株式会社松尾研究所 取締役副社長の金剛洙氏が基調講演に登壇します。現在の生成AIブームを背景に、急速に進化するAIモデルの高度化と軽量化、そして世界各国で繰り広げられるグローバルな開発競争の概要を解説します。また、AIエージェントや物理世界に拡張するフィジカルAIといった最新技術トレンド、今後の展望、さらには製造業におけるAI活用の最新事例についても考察が深められる予定です。

技術革新に応じた国際規格開発と適合性評価制度の動向

一般社団法人セーフティグローバル推進機構 理事の梶屋俊幸氏は、技術革新に応じた国際規格開発と適合性評価制度の動向について講演します。生成AIを含むAIの活用が進む一方で、品質や安全性に対する不安が普及を阻害する課題を指摘。AIの品質マネジメントに関する課題と、それを解決するための国際標準化の状況や欧州AI法制などの最新動向を紹介します。産業技術総合研究所の「機械学習品質マネジメントガイドライン」の内容を中心に、AIの品質マネジメントの方法論についても説明されます。

その他の注目講演

  • プロセス保証とリスクマネジメントの統合による事故・トラブル・不正の未然防止
    中央大学理工学術院社会理工学部ビジネスデータサイエンス学科 教授の中條武志氏は、日本品質管理学会が発行した指針JSQC-Std 62-001:2026に基づき、事故・トラブル・不正の未然防止に向けた効果的な取り組みについて解説します。

  • 船の世界での標準化-社会を支える海上安全・海洋環境保護の国際規格
    一般財団法人日本舶用品検定協会 調査研究部 専任部長の宮崎恵子氏は、ISO/TC 8(船舶及び海洋技術専門委員会)で開発される船舶と海洋技術に関する国際規格について紹介し、日本の国際貢献の姿を伝えます。

  • 紫外線硬化樹脂及び熱硬化樹脂の収縮率連続測定装置の標準化を活用した市場拡大戦略
    株式会社アクロエッジ 代表取締役の中宗憲一氏は、収縮率連続測定手法のJIS・ISO標準化に取り組んだ経緯や知財戦略、オープンクローズ戦略を紹介。標準化を活用した市場形成や企業信頼性向上、国内外展開への取り組みを実例を交えて説明します。

  • 【人材育成×理念浸透を仕組み化】 サービス品質のばらつきをなくし、自身の成長を感じられる「育成体系づくり」
    Bergamot Hospitality代表の岡本直子氏は、現場任せの育成や属人化による課題を整理し、理念を軸にした育成の仕組みづくりや、研修体系の不足・拠点間の品質差への対策を具体例とともに解説します。

「標準化と品質管理全国大会2026」概要

この大会は、経済産業省が毎年10月を「産業標準化推進月間」と定めている活動の一環として開催されます。全国大会は1958年より、地区大会は1974年より続く歴史あるイベントです。

会議室の様子

大会テーマ
持続可能な未来社会をデザインする -現場の知恵とデジタルの融合で実現する確かな品質と戦略的標準化
開催日 2026年10月13日(火)
会場 都市センターホテル(東京・永田町)
参加料 一般 11,000円(税込)
弊会維持会員 ご加入1口につき 1名様無料 (口数を超えるお申込み 5,500円(税込)/1名)
※お申込みされた方は『標準化と品質管理全国大会2026』の講演アーカイブ動画を無料でご視聴いただけます(11月上旬頃にご案内予定)。

お申込みの受付は2026年8月上旬より開始予定です。

『標準化と品質管理全国大会』詳細
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0700/?post_type=jsahp&page_id=jsa_qct_zenkoku2026

標準化と品質管理地区大会2026

全国大会に加えて、以下の日程で地区大会も開催されます。

都市・大会名 開催日 会場名
北海道地区大会(札幌) 10月30日(金) 北海道経済センター
東北地区大会(仙台) 10月21日(水) 中小企業活性化センター
中部地区大会(名古屋) 10月29日(木) 今池ガスホール
近畿地区大会(大阪) 10月28日(水) ドーンセンター
中国地区大会(広島) 10月23日(金) 広島県民文化センター
四国地区大会(高松) 10月16日(金) サンポートホール高松
九州地区大会(福岡) 10月19日(月) 福岡国際会議場

※お申込みされた方は『標準化と品質管理全国大会2026』の講演アーカイブ動画を無料でご視聴いただけます(11月上旬頃にご案内予定)。
お申込みの受付は2026年8月上旬より開始予定です。

『標準化と品質管理地区大会』詳細
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0700/?post_type=jsahp&page_id=jsa_qct_chiku2026

日本規格協会グループ(JSA)について

JSA GROUPロゴ

日本規格協会グループは、1945年12月に標準化および管理技術の開発、普及、啓発を目的に設立された一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。JISや国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、規格票の発行と販売、セミナー提供、各種マネジメントシステムの審査登録、品質管理検定(QC検定)など、多岐にわたる事業を通じて、我が国の総合的標準化機関としての役割を担っています。


AI Workstyle Lab編集部コメント

「標準化と品質管理全国大会2026」は、生成AIの進化がビジネスに与える影響と、それに伴う品質管理や国際標準化の重要性を深く掘り下げる貴重な機会となりそうです。特に、AIエージェントやフィジカルAIといった最先端技術の動向、そしてAIの品質マネジメントや国際法制に関する議論は、企業がAIを戦略的に導入し、競争力を高める上で不可欠な視点を提供することでしょう。品質のばらつきをなくし、信頼性の高いAI活用を推進することは、業務効率化や新たな収益機会の創出に直結します。本大会で得られる知見は、AIを活用した新しいワークスタイルを構築するための具体的なヒントとなるはずです。

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この記事の情報
記事の著者
AI Workstyle Lab 編集部

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