「売れる人頼み」から「測って回す」営業組織へ
営業現場では、しばしば「売れる人は売れる」「営業は人で決まる」といった声が聞かれ、優秀な営業人材の勘や経験が売上を支える場面は少なくありません。しかし、この状態が続くと、営業成果が個人に依存し、エース人材の異動や退職が売上に影響を及ぼすリスクが生じます。また、若手の育成がマネージャーの経験値に左右され、営業会議が結果数字の確認に終始しがちになる課題も指摘されていました。
FAZOMは、累計200社以上の現場支援を通じて、個人に依存していた成果の条件を「正しく測り、回す」ことで、組織全体の成果へと転換できるという考えに至りました。この考え方が「メトリクスマネジメント」です。

支援事例:商談数を減らして売上2.26倍
FAZOMが支援したあるSaaS企業では、マネージャーごとに17個のKPIが分散し、営業会議で共有される数字が統一されていない状況でした。そこで、売上を因数分解し、週次で確認する指標を「商談数」「ヒアリング完遂率」「次回アポ率」の3つに絞り込みました。
この施策の結果、商談数は一時的に約2割減少しましたが、初回商談の質が向上し、導入前と比較して売上が2.26倍に増加しました。この事例は、すべての企業で同様の成果を保証するものではありませんが、メトリクスマネジメントの有効性を示す一例と言えるでしょう。
メトリクスマネジメントとは
メトリクスマネジメントは、結果指標と行動指標の両方を設計し、行動指標の改善サイクルを回すことで、結果指標の改善を目指すマネジメント手法です。売上や受注金額、達成率のような結果指標だけでは、次に何を改善すべきかが見えにくい場合があります。そこで、初回商談でのヒアリング内容、次回アポ取得率、商談後に残す情報など、結果に影響を与える手前の行動を測定し、それを次の商談、育成、会議にフィードバックします。
これは、メンバーを数字で追い詰めるための管理ではなく、熟練者の勘と経験に頼りがちだった営業を、誰もが改善できる仕組みへと移行させるための方法です。
ブランド刷新の概要
今回のブランド刷新により、以下の変更が行われました。
| 項目 | 変更前 | 変更後(2026年4月8日〜) |
|---|---|---|
| 商号 | 株式会社オー(O:) | 株式会社FAZOM(FAZOM, Inc.) |
| ブランド | — | Sales Science Company |
| タグライン | — | 売上に、正解はある。 |
| 主力サービス | コチーム(Co:TEAM) | コチーム/FAZOM |
既存サービス「コチーム(Co:TEAM)」は、名称や契約条件の変更なく、引き続き提供されます。
営業管理職の4つの業務をAIで支援
営業管理職の業務は、「育成」「管理」「感情ケア」「戦略」の大きく4つに分けられます。FAZOMは、特に属人化しやすい「育成」と「管理」の一部をAIで支援することで、マネージャーが感情ケアや戦略といった、人にしかできない業務に集中できる状態を目指しています。
これが、AI営業支援プラットフォーム「FAZOM(ファゾム)」の実装です。FAZOMという名称は、英語の「Fathom(深く測る)」を語源としています。具体的な機能や正式リリース時期については、後日改めて案内される予定です。

今後の展開
FAZOMは今後、「営業管理職の業務負荷の正体」をテーマとした実態調査を実施する予定です。営業管理職が日々担う「育成」「管理」「感情ケア」「戦略」の実態を明らかにし、営業成果が人に依存する構造をデータで可視化していく方針です。調査では、「管理職の業務のうち、どの程度が“自分がやるしかない”状況にあるのか」「育成の効果を数値で測定できている管理職はどのくらいいるのか」といった論点が扱われる見込みです。
代表取締役 谷本潤哉氏のコメント
代表取締役の谷本潤哉氏は、次のようにコメントしています。
「2016年の創業以来、累計200社以上の営業・マネジメント組織に寄り添ってきました。その中で確信したのは、営業成果は“できる人の感覚”だけで決まるものではなく、行動を正しく測定し、再現できる形にすれば、組織として高められるということです。社名をFAZOMに変更したのは、この思想をより明確に打ち出すためです。『売上に、正解はある。』というタグラインのもと、営業と育成を人依存から仕組みへ移す挑戦を進めてまいります。」
Sales Science Company FAZOMについて
株式会社FAZOM(旧社名:株式会社オー)は、「売上に、正解はある。」を掲げるSales Science Companyです。累計200社を超える営業・マネジメント組織支援から体系化された独自メソッド「メトリクスマネジメント」と、AI営業支援プラットフォーム「FAZOM」を通じて、営業と育成の科学的再現を目指しています。2016年創業。経済産業省 J-Startup 選定、日経 xTECH EXPO AWARD 2019 準グランプリ受賞の実績があります。
会社概要
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社名: 株式会社FAZOM(FAZOM, Inc.)
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ブランド: Sales Science Company
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設立: 2016年
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代表者: 代表取締役 谷本潤哉
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所在地: 東京都中野区中野3-25-2
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事業内容: AI営業支援プラットフォーム「FAZOM」の開発・提供/パーソナライズド・マネジメント・プラットフォーム「コチーム(Co:TEAM)」の提供
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コーポレートサイト: https://fazom.co.jp
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サービスサイト: https://fazom.ai
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タグライン: 売上に、正解はある。
本件に関するお問い合わせ先
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お問い合わせフォーム: https://fazom.co.jp/contact/
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TEL: 03-5708-5630
AI Workstyle Lab編集部コメント
株式会社FAZOMのブランド刷新とAI営業支援プラットフォーム「FAZOM」の展開は、現代の営業組織が抱える属人化という課題に対し、データに基づいた具体的な解決策を提示しています。特に「メトリクスマネジメント」の概念は、売上達成のプロセスを可視化し、組織全体で改善サイクルを回すことを可能にします。AIが「育成」と「管理」を支援することで、マネージャーはより戦略的な業務やメンバーの感情ケアに集中できるようになり、結果として営業効率と組織全体の生産性向上が期待できるでしょう。これは、AIがビジネスの現場でどのように価値を生み出すかを示す好例であり、多様な業界での応用が注目されます。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

