組込みソフト開発の未来を変えるか?「Next Design V5」が示すAI連携と設計効率化の可能性

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Next Design V5 メジャーバージョンアップのポイント

1. 組込みソフト開発向けパッケージでクイックスタートを実現

Automotive-SPICEをリファレンスとした組込みソフト開発向けパッケージが新たに提供されます。これにより、V字工程のプロセスと成果物を体系化したベースパッケージを通じて、Next Design導入時の立ち上げ準備期間とコストを大幅に削減し、早期の導入効果を実感できます。

ベースパッケージにはメタモデル(構造定義)とビュー定義(表現手法)のセットが含まれており、そのまま設計を開始することも、自社のプロセスやドメインに合わせてテーラリングして運用することも可能です。

定番の設計手法として、UML/SysML、タイミングチャート、フローチャート、DFD、FMEA、FTA、USDMといった手法をすぐに利用できるパッケージ群がラインナップされています。これにより、要求分析から詳細設計、故障解析まで、最適な手法を組み合わせて設計情報を一元管理できます。

さらに、現場の定型作業を自動化するエクステンションも付属しており、上流工程からのモデル一括生成、IDの連続再付番、影響範囲の自動抽出、テスト結果の自動集計などがすぐに利用可能です。開発言語はC#に加え、Pythonにも対応し、幅広いエンジニアが設計データを活用した現場改善を促進できます。

Next Design 導入を支援する組込みソフト開発向けパッケージ

2. AI設計支援で効率と品質を両立

デンソークリエイトが開発した「工程横断でエンジニアを支援するAIエージェントプラットフォーム”DC Agentiqs”」とのシームレスなAI連携により、熟練者に依存していた作業を強力に支援します。

Next Designに統合されたUIにより、DC Agentiqsのチャットウィンドウがシームレスに組み込まれ、ツールを切り替える手間なくAIを活用できます。ユーザーが編集中のモデルは自動でコンテキストとして認識され、より的確なAI設計支援を受けられます。

AIが既存の設計ドキュメントや要求仕様を読み込み、ユースケースやシナリオ、テストケースなどのモデルを自動生成することで、設計の検討からテスト設計までをスピーディに進めることが可能です。また、レビュー観点や必須項目に沿ってNext Design上の設計データを横断的にチェックし、抜け漏れや不整合を洗い出すことで、設計レビューの見落としを減らし、品質向上を後押しします。

Next Design V5 画面イメージ

3. 現場の声を反映して実用性向上

Next Designの導入現場からのフィードバックを基に、使いやすさと実用性が高められました。よく使う表示状態のブックマーク、シーケンス図の操作性改善、ドキュメント出力の強化、ReqIF形式の顧客要求取り込み、NDGitのSubmodule対応など、日々の作業効率と快適性を向上させる機能が強化されています。

Next Designを導入するメリット

Next Designを導入することで、設計情報の標準化、手作業の削減による効率化、設計精度の向上が期待できます。プロジェクトの規模や業種を問わず、現場に即した柔軟な活用が可能です。V5では、組込みソフト開発向けパッケージとAI設計支援により、導入初期から高い生産性を発揮することが期待されます。

価格と動作環境

  • 価格(年間利用料):

    • ユーザーライセンス 69,600円(税込 76,560円)~

    • フローティングライセンス 278,400円(税込 306,240円)~

  • 動作環境: Windows 11

詳細は、Next Design製品サイトをご覧ください。

株式会社デンソークリエイトについて

株式会社デンソークリエイトは、株式会社デンソーが100%出資するソフトウェア開発専門会社です。工数管理・プロジェクト管理ツール「TimeTracker RX」や設計レビュー支援ツール「Lightning Review」などを提供し、大手製造業を中心に幅広い分野で利用されています。

お問い合わせ先

株式会社デンソークリエイト Next Design 営業窓口

AI Workstyle Lab編集部コメント

Next Design V5のリリースは、特に組込みソフト開発に携わる企業やエンジニアにとって、大きなビジネスインパクトをもたらすでしょう。Automotive-SPICEをリファレンスとしたクイックスタートパッケージは、導入障壁を下げ、開発プロセスの標準化と効率化を加速します。さらに、DC AgentiqsとのAI連携は、設計作業の自動化と品質向上を同時に実現し、熟練者のノウハウを形式知化する強力な手段となります。これにより、製品開発のリードタイム短縮やコスト削減だけでなく、より高品質なソフトウェアを市場に投入する競争力向上にも寄与するはずです。様々な組込みシステム開発現場での活用が広がり、DX推進の鍵となる可能性を秘めています。

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