企業におけるAI活用の新たな指針:playknotが独自基準を公開
株式会社playknotは、企業が生成AIやAIエージェントを安全に業務で活用できるよう、「業務で使えるAI」と「機密情報の入力に注意が必要なAI」を判断するための独自基準を公開しました。この基準の主な判断軸は、入力された業務データがAIモデルの学習や改善に利用されるかどうかです。
生成AIは、リサーチ、企画、資料作成、分析、制作支援など、多岐にわたる業務の効率化に貢献します。しかし、AIサービスのデータ利用条件を十分に理解しないまま、顧客情報、未公開の企画、契約情報、広告戦略、社内資料といった機密情報を入力してしまうと、情報漏洩や機密管理上のリスクに繋がる可能性があります。
playknotが公開した基準では、契約形態、学習利用の有無、人間によるレビューの対象となるか、データ保持期間、管理者設定の可否などを確認することで、業務データを入力しても安全なサービスとそうでないサービスを明確に区別します。
AI利用における潜在的リスクと主要AIプロバイダーの対応
AIは非常に便利ですが、その利用方法によっては大きなリスクを伴うことがあります。同じAIブランドであっても、個人向けプラン、法人向けプラン、API利用、さらには管理者設定の有無によって、データの取り扱いが大きく異なる点に注意が必要です。
例えば、OpenAIはChatGPT BusinessやEnterprise、APIといったビジネス向けのデータについて、デフォルトではモデル学習には使用しないと説明しています。Anthropicの商用利用規約でも、顧客コンテンツがモデル学習には使用されない旨が明記されています。Google Geminiの場合、個人向けGemini Appsでは人間によるレビューやサービス改善へのデータ利用に注意が必要ですが、Google Workspace向けでは顧客データが許可なくモデル学習に使われることはないとされています。Microsoft 365 Copilotも、プロンプトや応答、Microsoft Graph経由のデータが基盤LLMの学習には使われないと説明しています。
これらの事例から、「AIであれば何でも業務に使える」わけではなく、業務データを安全に入力できるAIと、入力すべきではないAIを明確に区別して利用することが求められます。

現場で起こりうる「危ないAI」の利用事例とplayknotの取り組み
実際の業務現場では、個人アカウントのAIにクライアント資料を貼り付けたり、無料の要約AIに会議録をアップロードしたり、画像生成AIに未公開のブランド素材を入力したりといった、意図しない情報漏洩に繋がりかねない利用方法が見受けられます。
また、制作会社、広告代理店、業務委託先、外部パートナーがどのようなAIをどの設定で利用しているかについて、発注元企業が把握できていないケースも少なくありません。AI活用は業務を加速させる一方で、利用条件を確認しないままでは、機密情報や未公開のマーケティング戦略が企業が意図しない形で外部サービスに渡ってしまうリスクを抱えています。
playknotは、このような状況に対し、AIエージェント導入支援やマーケティング業務のAI活用支援を通じて、データ利用、商用利用、機密管理の観点から業務に利用するAIサービスを整理する取り組みを進めています。具体的には、以下の観点からAIサービスの分類を進める方針です。
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入力データがAIモデルの学習・改善に使われるか
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法人契約やAPIで、学習利用しないことが明示されているか
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人間によるレビューの対象になり得るか
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データ保持期間や削除方法が明示されているか
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管理者による利用制御、ログ管理、権限管理が可能か
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クライアントワークで利用してよい水準か
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出力物の商用利用条件が明確か
playknotは、AIの利用を禁止するのではなく、業務で安全に活用できるAIを正しく選択し、リスクのある利用方法を避けるための基準づくりを支援しています。
playknotの初回相談サービス
playknotでは、AIエージェントや生成AIを業務に導入したい企業向けに、初回相談を受け付けています。この相談では、現在利用中のAIサービスや業務フローを確認し、どのAIをどこまで業務で利用して良いかを整理するサポートが提供されます。
以下のような課題を抱える企業が対象です。
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「社内で使っているAIは業務利用して問題ないのか」
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「クライアント情報を入力してよいAIと、避けるべきAIを整理したい」
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「外部パートナーにAI利用ルールを示したい」
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「AIエージェント導入前に、データ利用と機密管理の基準を作りたい」
これらのニーズに対し、実務で使えるAIの選定や運用ルールづくりを支援しています。
問い合わせ先:
https://ai-marketing.playknot.co.jp/
株式会社playknotについて
株式会社playknotは、AIエージェントの導入支援、業務設計、スキル開発、運用定着を支援する企業です。企業の現場業務にAIを組み込み、実務で使われ続ける仕組みを構築することで、組織の生産性向上と新しい働き方の実現を支援しています。

会社名:株式会社playknot
代表者:本屋敷 匠真・山口 恭兵
事業内容:AIエージェント導入支援/AI活用コンサルティング/業務設計/スキル開発/マーケティング支援
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-2 シャトレー新宿御苑Ⅱ 6F
URL:https://www.playknot.co.jp/
AI Workstyle Lab編集部コメント
playknotが提唱する今回のAI利用基準は、企業が生成AIを安全かつ効果的に業務へ統合していく上で、非常に実践的な指針となるでしょう。特に、法人契約やAPI利用といった具体的な形態によってデータの取り扱いが異なる点を明確にしたことは、多くの企業にとって意思決定の助けとなります。データガバナンスの観点からAIの利用範囲を明確にすることで、機密情報保護と生産性向上の両立が可能になり、新たなビジネスチャンス創出にも繋がるはずです。今後は、この基準が業界標準となり、より多くの企業が安心してAIを活用できる環境が整備されることを期待しています。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

