Laboro.AIがAI活用の実践知を体系化
「カスタムAI開発」を手がける株式会社Laboro.AIは、書籍『日本企業はAIでどう稼ぐか―既存事業の売上を伸ばす事業深化』を、東洋経済新報社より2026年9月25日(金)に発売すると発表しました。
近年、AIへの期待が高まる一方で、多くの日本企業ではAI活用がコスト削減を目的とした業務効率化に留まっているのが現状です。一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が公開した『企業IT動向調査報告書2026』でも、生成AIの導入目的として「生産性向上」を挙げる企業が約9割に上る一方、「新規事業創出」などを目的とする企業は約3割にすぎません。多大な投資をしても売上・利益の向上に結びつかないという声も少なくない状況です。
本書は、AI変革を「コスト削減型効率化」「事業深化」「市場創出」の3段階で整理し、特に自社の顧客基盤、データ、現場ノウハウを起点に売上構造を変える「事業深化」に最大の機会があると提唱しています。
400を超えるAIプロジェクトで蓄積された知見をプロジェクト・マネジメントノウハウとして体系化し、豊富な事例とともに解説することで、DXやAI活用に課題を感じる経営者や事業責任者にとって、自社のAIを「稼ぐ力」へと転換する指針となる一冊です。
参照元:日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)2026年4月24日公開、企業IT動向調査報告書2026 p181
書籍の主なポイント
本書では、AIを活用して事業を深化させるための具体的なポイントが7つ紹介されています。

- 効率化の次に何をすべきかがわかる: AI活用の3段階(コスト削減型効率化、事業深化、市場創出)を解説し、既存事業の資産を活かして売上を伸ばす「事業深化」に最大の機会があることを経営の言葉で示しています。
- 10の実例を「点・線・面」で体系化: 事業深化を「特定タスクの改善(点)」「複数範囲の改善(線)」「事業構造の書き換え(面)」の3レベルで整理し、業種の異なる10の事例を共通の4視点で解説。自社に置き換えて読み解けるよう工夫されています。
- 自社のAIプロジェクトが止まる理由がわかる: 汎用AIツールとカスタムAIの切り分けの誤り(業務の「土台」と「味付け」)や、AI開発に固有の不確実性という2つの構造から、成果に届かない原因を明らかにします。
- 何を作ればゴールなのかがわかる: AIプロジェクトの着地点は高性能なAIモデルの完成ではなく、モデルが組み込まれた最小限の業務プロセスをゴールに置く新概念「MVPP(実用最小限プロセス&プロダクト)」を提示。構想を実務に落とし込む手順が示されています。
- AIプロジェクトに必要な「振動型マネジメント」の考え方がわかる: ビジネス価値と技術検証を往復しながら着地点に収束させる手法「振動型マネジメント」を解説。技術的限界、ビジネス価値の不在、運用不可、投資対効果の崩壊という4つの撤退基準も提示されています。
- AIを動かす人材と組織のつくり方がわかる: 技術とビジネスを翻訳する「ソリューションデザイナ」の育成方法、意思決定・水平展開・開発マネジメントの3機能の配置、AI推進室か事業部門への埋め込みかの判断、そしてCAIOの役割までを扱います。
- AIプロジェクトにすぐ使えるワークシート付き: 読者特典として「事業深化レベル自己診断シート」と「MVPP設計ワークシート」の2点が用意されており、社内での対話のたたき台として活用できます。
書籍の概要
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著者: 株式会社Laboro.AI 代表取締役CEO 椎橋徹夫・ソリューションデザイン部長 田辺遼
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出版社: 東洋経済新報社
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定価: 3,850円(税込)
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単行本(ソフトカバー): 191ページ
詳細はAmazonのサイトをご覧ください。
Amazon書籍ページ
出版記念ウェビナーを開催
書籍の発売を記念して、無料ウェビナー「AIで“削る”から“稼ぐ”へ ―― 既存事業の売上を伸ばす、事業深化の設計」が開催されます。

このウェビナーでは、著者であるLaboro.AI代表取締役CEOの椎橋徹夫氏が登壇し、書籍の根幹である「なぜAIで稼げないのか」という課題の構造分析と、その処方箋であるAIプロジェクト特有のマネジメント手法や考え方を解説します。
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登壇者: 株式会社Laboro.AI 代表取締役CEO 椎橋徹夫(しいはし てつお)
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日時: 2026年10月8日(木)14:00 〜 15:00
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会場: オンライン配信(ZOOM)
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参加費: 無料
詳細および申し込みは以下のリンクからご確認ください。
ウェビナー詳細ページ
今後の展望
Laboro.AIは、2026年に創業10周年を迎え、本書で記されたソリューションデザインの知見をさらに進化させることで、産業の新たな姿を構想し、そのロードマップを設計していくとしています。AIイノベーション・プロフェッショナルとして、クライアント企業のバリューアップを再現性をもって実現し、市場価値の向上に邁進していく方針です。
株式会社Laboro.AI 会社概要
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会社名: 株式会社Laboro.AI(ラボロ エーアイ)
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所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目11-1
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代表者: 代表取締役CEO 椎橋徹夫 代表取締役COO 藤原弘将
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設立: 2016年4月1日
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事業内容: 機械学習を活用したオーダーメイド型AI『カスタムAI』の開発、カスタムAI導入のためのコンサルティング
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URL: https://laboro.ai/
Laboro.AIは、「すべての産業の新たな姿をつくる。」「テクノロジーとビジネスを、つなぐ。」をミッションに掲げ、AIによる新しいビジネス施策展開によって企業成長を図る「バリューアップ型AIテーマ」に効くオーダーメイド型AI開発「カスタムAI」を展開する、国内有数のAIスペシャリスト集団です。
AI Workstyle Lab編集部コメント
Laboro.AIの新刊は、AI活用の議論をコスト削減から「いかに事業の売上を伸ばすか」という本質的な問いへとシフトさせる、まさに時宜を得た一冊と言えるでしょう。特に、既存事業の資産を活かした「事業深化」の概念は、多くの日本企業が抱えるDX推進の課題に対する具体的な解決策を示唆しています。本書で提唱される「MVPP」や「振動型マネジメント」といった実践的な手法は、AIプロジェクトを成功に導くための羅針盤となり、新たなビジネス価値創出への道筋を明確に提示していると考えられます。事業責任者や経営層の方々が、自社のAI戦略を見直す上で、非常に重要な示唆に富んだ内容です。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

