設立の趣旨と目的
近年、生成AIやAIエージェントといったテクノロジーは急速な発展を遂げ、ビジネスの効率化や品質向上に貢献しています。しかしその一方で、出力内容の均質化、ブラックボックス化による説明責任の欠如、学習データの偏りによるバイアスと不公平性、偽情報の拡散、利用者の認知的努力の低下といった社会的課題も浮上しています。
このような状況を踏まえ、本コンソーシアムはAIを単なる自動化や効率化の手段として捉えるのではなく、人間の創造性を高め、持続可能な社会に寄与する存在として育成していくことの重要性を強調しています。技術主導の発展に留まらず、人間の主体性と創造性を尊重する「人間中心のAI」の視点から、社会実装やルール形成のあり方を産学連携で多角的に検討する役割を担います。また、サービスプロバイダーやベンダーといった提供者側の視点だけでなく、生活者の視点も重視し、調査を通じて社会が受け入れやすいAIの活用方法を検討し、政府、関連業界団体、企業への働きかけや政策提言、ガイドラインの策定・発信を行っていく方針です。
活動内容と分科会の構成
本コンソーシアムは、「人間中心のAI」に関する諸論点を討議しながら、以下の4つの分科会を設置し、検討・発信を行う予定です。
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生活者調査分科会: 生活者のAIに関する意識調査を通じ、生活者にとっての真の価値とウェルビーイングを発信します。
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座長:森 正弥(株式会社博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO)
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副座長:國本 知里(シンシアリー株式会社 代表取締役/一般社団法人Women AI Initiative Japan 代表理事)
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HCAI概念分科会: 「人間中心のAI(HCAI)」の定義や理論的枠組みを学術的に深化させ、共通言語としてのフレームワーク整備に向けた検討を進めます。
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座長:山本 龍彦(慶應義塾大学法科大学院 教授、慶應義塾大学 X Dignity センター共同代表)
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副座長:馬場 雪乃(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
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創造性ユースケース分科会: 人間とAIの協働による創造性・生産性向上を目指し、暗黙知活用等日本の強みを活かしたユースケースの検討や、実践的な共創プロジェクト(PoC)を企画・実施します。
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座長:栗林 健太郎(GMOペパボ株式会社 取締役CTO)
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副座長:池尻 雄督(株式会社Ballista 取締役)
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AIガバナンス分科会: 「人間中心のAI」を実現するための法的・倫理的課題に対応するためのルール作りや、企業が導入すべきリスク管理やガイドライン策定に向けた検討を進めます。
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座長:羽深 宏樹(スマートガバナンス株式会社 代表取締役CEO /一般社団法人AIガバナンス協会代表理事)
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副座長:安立 大介(株式会社日立製作所 ITデジタル統括本部長 兼 DX戦略本部長)
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賛助企業の募集
本コンソーシアムでは、その理念に賛同し、産学連携を通じて「人間中心のAI」の研究・実践やルール作りに主導的に関わりたい企業・団体を広く募集しています。興味のある企業・団体は、以下の問い合わせ窓口より申し込むことができます。
- 「人間中心のAIコンソーシアム」問い合わせ窓口: https://forms.office.com/r/Leeemwt6NK
今後の展望
本コンソーシアムは、産学連携を軸に、生活者調査を通じた社会視点の反映や、政府・公的機関への政策提言など、多様なステークホルダーとの連携を通じて、AIを安全に管理・制御するだけでなく、人とAIが共に発展していく道を追求してまいります。生活者・社会・産業のそれぞれの現場において「人間中心のAI」の新たな可能性を見出し、これからの社会や産業に持続可能な新しい価値をもたらす契機となることを目指し、活動を推進していくとのことです。
コンソーシアム概要
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名称: 一般社団法人 人間中心のAIコンソーシアム
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目的: 人間中心のAIに関する研究および実践を通じて、人間の創造性および主体性を尊重したAIのあり方を探究し、社会における健全なAI活用の促進に寄与すること
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設立: 2026年7月21日
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共同代表理事: 森 正弥(株式会社博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO)、山本 龍彦(慶應義塾大学法科大学院 教授、慶應義塾大学 X Dignity センター共同代表)
発起人一覧

関連情報
- GMOインターネットグループの関連ニュース: https://group.gmo/news/article/10109/
AI Workstyle Lab編集部コメント
「人間中心のAIコンソーシアム」の設立は、AIの技術進化が加速する現代において、非常に重要な一歩と言えるでしょう。生成AIの発展は目覚ましいものがありますが、同時に「ブラックボックス化」や「バイアス」といった課題も顕在化しており、これらを放置すれば社会的な信頼を損ねる可能性があります。本コンソーシアムが産学連携で、技術だけでなく倫理的・社会的な側面から「人間中心のAI」のあり方を議論し、政策提言やガイドライン策定を目指すことは、持続可能なAI社会を築く上で不可欠です。特に、生活者視点を取り入れた調査や創造性拡張に焦点を当てたユースケースの検討は、AIが単なるツールではなく、私たちの仕事や生活を豊かにするパートナーとなる未来を描く上で注目すべきポイントです。今後の具体的な活動や成果に期待が集まります。
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本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

