1年半の非公開運用を経て正式発表された「SATELLITE OS」
株式会社SATELLITE HOLDINGSは、AIネイティブの経営基盤OS「SATELLITE OS(サテライトOS)」を正式に発表し、公式サイトおよび体験デモを公開しました。
SATELLITE OSは、約1年半にわたり一般には公開されず、エンタープライズ企業への個別構築・納品に限定して提供されてきました。これまでに配送業、採用代行、人材派遣、フィットネス、デジタルマーケティング支援、広告代理店、営業代行など、7業種以上の企業へ導入実績があります。
公式サイトはこちらです。
SATELLITE OS 公式サイト
ツール乱立による経営の分断を解消
現代の企業現場では、SFA、CRM、タスク管理、チャット、表計算など、多数のSaaSが乱立し、データが各ツールに分散しています。これにより、「ツールを使いこなすための業務」が増え、経営の数字と現場の仕事が分断されるという課題が顕在化しています。
生成AIブーム以降、業務効率化を掲げるツールが多数登場しましたが、多くは個人の作業を高速化するに留まり、分散した業務やデータを統合し、事業のゴールと結びつけるものではありませんでした。
SATELLITE OSは、この課題に対し「ゴール」を起点とするアプローチを採用しています。経営者や事業責任者がゴールを設定すると、AIエージェントがデータを分析し、仕事を分解し、実行します。人間は、人にしかできない判断に集中できるようになります。これは、人の判断力とAIの実行力を一つの経営基盤に統合するものです。

ゴールから仕事が動き出す3つのAIエージェント
SATELLITE OSの中核をなすのは、ゴール設定から仕事が動き出す3つのAIエージェントです。例えば、「体験後の入会率を30%へ。翌日フォローを自動化して」とゴールを入力すると、次のエージェントが協働します。
-
分析エージェント: 目標と実績の差分を確認し、対象データを抽出します。
-
実行エージェント: 対象に合わせてフォロー文面を作成・送信するなどの実務を遂行します。
-
改善エージェント: 品質と結果を追跡し、次の改善タスクを自動で用意します。
値引き提案など、人の判断が必要な例外的なケースのみが責任者に通知され、承認すればAIが残りのプロセスを進めます。実行後の効果追跡までが自動化されており、「目標(ALIGN)→実行(EXECUTE)→改善(EVOLVE)」のサイクルが経営に組み込まれます。

チーム全員が同じコンテキストで働ける環境
SATELLITE OSでは、会社の数字、事業部のゴール、進行中の仕事、過去の経緯といったコンテキストが、人間とAIエージェントを含むチーム全体で共有されます。これにより、メンバーの入れ替わりや担当変更があっても、AIに依頼する際に毎回背景を説明し直す必要がありません。「誰が何を、なぜやっているのか」が常につながっているため、引き継ぎや認識合わせに費やされていた時間が削減され、判断と実行のスピードが向上します。

6つの領域別OSと共通基盤
経営の共通基盤の上に、専門領域ごとのOSが接続されます。
-
Marketing OS: 集客を戦略から制作・運用・改善まで(SEO・記事作成・広告・SNS・LP・分析)
-
Sales OS: 顧客開拓から受注、案件管理まで
-
Project OS: 人とAIの仕事を、完了までつなぐ
-
Workforce OS: 人とAIの力を、最適な役割へ
-
Finance OS: お金の動きを捉え、次の判断へ
-
Customer OS: 導入から活用・継続まで、顧客に伴走
公式サイトでは、各OSの動作を操作できる体験デモが公開されています。

これらの領域別OSと業界特化アプリは、以下の共通基盤「SATELLITEエコシステム」の上で動作します。
-
SATELLITE AI Agents: 全体の頭脳と実行を担うAI共通基盤。Slack・Chatwork・LINEなど普段の会話からの呼び出しを目指します。
-
SATELLITE AgentSkills: AIが使う手順・ナレッジの集中管理。ChatGPTやClaude等からの利用にも対応する設計です。
-
SATELLITE API / MCP: サービスとAIの共通の接続口です。
-
SATELLITE ID / Wallets / Payments / Partners: 共通ログイン、支払い、決済、代理店・アフィリエイト管理の各基盤です。
すべての会社が「自社OS」を持つ時代へ「SATELLITE OS Enterprise」
SATELLITE OS Enterpriseは、共通基盤を活用しながら、独自のUI・業務フロー、業界特化型アプリケーション、既存システムとのAPI接続を一社ごとに構築します。これまでの導入実績はすべてこの形態での納品です。
個別開発されたアプリケーションは、単体で完結するのではなく、SATELLITE OS本体および各領域別OSと相互に連携します。これにより、導入企業は自社専用の仕組みを持ちながら、経営基盤としての一体性と、エコシステム全体の進化の恩恵を同時に得られます。

今後の展開
今回の正式発表にあわせ、エンタープライズ向け個別構築の相談受付を拡大するとのことです。今後は、普段の会話からAIエージェントを呼び出す体験や、外部AIとの接続にも対応を広げ、「ゴールを決めると、組織が動き出す」経営基盤の普及を進めていく方針です。
株式会社SATELLITE HOLDINGSの詳細は以下のURLから確認できます。
株式会社SATELLITE HOLDINGS
AI Workstyle Lab編集部コメント
SATELLITE OSは、SaaS乱立によるデータ分断や「ツールを使いこなすための業務」といった、多くの企業が抱える課題を根本から解決する可能性を秘めていると感じます。配送、人材、フィットネス、マーケティング支援など多岐にわたる業種での導入実績は、その汎用性の高さを示しています。特に、目標設定から実行、改善までを一貫してAIが担う「ALIGN→EXECUTE→EVOLVE」のサイクルは、あらゆるビジネスの生産性向上に直結するでしょう。人間は判断業務に集中し、AIが定型業務を自動化することで、意思決定の迅速化とコスト削減に大きく貢献し、結果として企業の競争力強化につながると考えられます。
「AIニュースは追っているけど、何から学べばいいか分からない…」 そんな初心者向けに、編集部が本当におすすめできる無料AIセミナーを厳選しました。
- 完全無料で参加できるAIセミナーだけを厳選
- ChatGPT・Geminiを基礎から体系的に学べる
- 比較しやすく、あなたに合う講座が一目で分かる
ChatGPTなどの生成AIを使いこなして、仕事・収入・時間の安定につながるスキルを身につけませんか?
AI Workstyle LabのAIニュースをチェックしているあなたは、すでに一歩リードしている側です。あとは、 実務で使える生成AIスキルを身につければ、「知っている」から「成果を出せる」状態へ一気に飛べます。
講師:栗須俊勝(AI総研)
30社以上にAI研修・業務効率化支援を提供。“大阪の生成AIハカセ”として企業DXを牽引しています。
- 日々の業務を30〜70%時短する、実務直結の生成AI活用法を体系的に学べる
- 副業・本業どちらにも活かせる、AI時代の「稼ぐためのスキルセット」を習得
- 文章・画像・資料作成など、仕事も趣味もラクになる汎用的なAIスキルが身につく
ニュースを読むだけで終わらせず、
「明日から成果が変わるAIスキル」を一緒に身につけましょう。
本記事は、各社の公式発表および公開情報を基に、AI Workstyle Lab編集部が 事実確認・再構成を行い作成しています。一次情報の内容は編集部にて確認し、 CoWriter(AI自動生成システム)で速報性を高めつつ、最終的な編集プロセスを経て公開しています。

