GROWI.cloudへの移行がもっと簡単に!OSS版からのデータ移行手順とAI診断ツールを徹底解説

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GROWIとGROWI.cloudの概要

GROWIは、株式会社GROWIが開発・公開しているオープンソースの情報共有ツールです。Markdownによる柔軟な文書作成やリアルタイム同時編集、階層構造でのページ管理といった機能を備え、社内Wikiやナレッジベースとして多くの組織で利用されています。

GROWIは以下の2種類の形態で提供されています。

  • GROWI OSS: ソフトウェアを自社サーバーに構築して利用する形態です。インフラ管理、バージョンアップ、セキュリティパッチの適用はすべて利用者が行う必要があります。

  • GROWI.cloud: クラウドサービスとして提供される形態です。GROWIのインフラ管理などの作業は株式会社GROWIがすべて対応します。

機能や使い勝手は基本的にどちらの形態でも変わらないため、OSS版からGROWI.cloudへ移行しても、これまでの運用スタイルを継続することが可能です。ただし、GROWI.cloudで契約するプランによっては、OSS版での設定が一部引き継げない場合があるため、詳細は公式ホームページの機能・料金ページで確認することをおすすめします。

OSS版からの移行が増加する背景と課題

近年、自社サーバーでOSS版GROWIを運用している企業・組織から、GROWI.cloudへの移行を検討する問い合わせが増加しています。2025年度には、移行問い合わせおよび移行作業の実施回数が2024年度に比べて約5割増加しました。新年度のインフラ棚卸しや予算策定の時期に合わせ、今回、移行支援ドキュメントの整備・公開に至りました。

OSS版の運用では、以下のような課題が挙げられています。

  • インフラ管理コストの増大: サーバーの維持・運用費、担当エンジニアの工数など、管理コストが増加しています。

  • セキュリティ上の不安: 古いバージョンを使い続けることによるセキュリティリスクが懸念されます。OSS版ではセキュリティパッチの適用も自社で行う必要があるため、対応が遅れる場合があります。

  • サーバー移行・リプレイス: オンプレミス機器の老朽化や、契約中のVPS・クラウドVMサービスの終了・乗り換えに伴い、移行先の検討が必要となるケースが増えています。

  • 社内システムのクラウド化: 社内システム全体のSaaS化の一環として、GROWIの運用も外部サービスに委ねたいというニーズが高まっています。

GROWI.cloudへ移行するメリット

GROWI.cloudへ移行することで、企業は以下のようなメリットを享受できます。

  • 自動バージョンアップ: 最新版・安定版への更新は株式会社GROWIが対応するため、常に安定したバージョンを利用できます。

  • セキュリティ対策の強化: WAFによる不正アクセス対策やウイルススキャンが標準提供され、セキュリティ運用の負担を大幅に軽減できます。

  • インフラ運用からの解放: サーバー監視、障害対応、バックアップなど、インフラ管理にかかっていたエンジニアの工数をコア業務に集中させることが可能です。

  • 安心のサポート体制: 移行作業から運用後のトラブル対応まで、専任のサポートチームがフォローします。

今回更新されたヘルプドキュメント

OSS版GROWIからGROWI.cloudへデータを移行する方法として、主に以下の2種類が用意されており、それぞれの詳細なヘルプドキュメントが更新されました。

移行方法の詳細

  1. GROWI.cloudサポートへの移行作業依頼(推奨)

    • 移行元のGROWIのバージョンを問わず利用できます。

    • mongodumpデータおよび添付ファイルを預かり、株式会社GROWIがリストア作業を実施します。

    • データアーカイブ・インポート機能を利用したセルフ移行

    • 利用者がご自身で移行作業を実施する方法です。

    • 移行元のGROWIがv7.0.0以降にアップデート済みであり、かつ一定の条件を満たす場合に利用できます。

豊富な移行実績と対応範囲

GROWI.cloudサポートチームは、これまで多数の移行案件に対応してきました。古いバージョンのGROWIや様々なデータ保存先からの移行だけでなく、OSS版GROWI以外のナレッジベースからの移行もサポートしています。

  • OSS版GROWIからの移行: v3〜v6系など、v7系以前の古いバージョンからの移行実績があります。MongoDB(GridFS)、AWS S3、GCPなどのデータ保存先に対応しています。移行元GROWIのバージョンが古く、利用者側でのアップデート対応が難しい場合でも、GROWI.cloudへの移行作業と同時にアップデート対応が可能です。

  • その他のWikiサービスからの移行: Confluence、esa、Notesなど、GROWI以外の社内Wikiサービスからの移行実績もあります。気軽にお問い合わせください。

AI移行相談ツールでスムーズな移行を

「移行できるか不安」「何を準備すればいいかわからない」といった疑問を持つ企業向けに、AIチャット形式のGROWI.cloud移行相談ツールが提供されています。いくつかの質問に答えるだけで、移行の難易度、費用感、問い合わせに必要な情報が整理できます。

GROWI移行相談ツールのQ&A画面

使い方

  1. GROWI.cloud移行相談スキルの.skillファイルをダウンロードし、ClaudeなどのAIチャットツールに追加します。

    • .skillファイルはこちら: https://github.com/growilabs/growi-skills/blob/e9dfc184cfa7dd8126ee1131c9ed6f20d93f0602/growi-migration-consultant.skill
    • チャットに「GROWIの移行を相談したい」と入力してスタートします。
    • 現在の環境(GROWIのバージョン、構築方法、ファイルの保存先など)を会話形式でヒアリングされます。現在のサーバー設定ファイルを手元に用意すると、より正確な診断が可能です。
    • 診断結果と費用目安を確認できます。そのままフォームに貼り付けて送れるお問い合わせ文面が自動生成されます。

GROWI移行相談ツールの診断結果画面

このツールは、OSS版GROWIからの移行だけでなく、他のWikiサービスからの移行相談にも対応しています。

お問い合わせ

GROWI.cloudへの移行に関するお問い合わせは、下記のお問い合わせフォームから連絡できます。具体的な移行費用の見積もりを希望する場合、今回更新されたヘルプページを確認するか、AI移行診断ツールを利用することで、よりスムーズな対応が期待できます。

お問い合わせフォーム: https://growi.cloud/v2/contact

関連リンク

AI Workstyle Lab編集部コメント

今回のGROWI.cloudへの移行支援強化は、企業が直面するITインフラ運用の課題に対し、実務的な解決策を提供するものです。特に、AI診断ツールを活用することで、これまで属人的になりがちだった移行コストの見積もりプロセスが標準化され、担当者の工数削減に大きく貢献するでしょう。クラウドへの移行は、セキュリティ強化や自動バージョンアップといったメリットだけでなく、エンジニアが本来のコア業務に集中できる環境を整える意味でも重要です。情報共有基盤のSaaS化は、DX推進の重要な一歩であり、中小企業から大企業まで幅広い組織で活用が広がる可能性を秘めていると分析しています。

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この記事の情報
記事の著者
AI Workstyle Lab 編集部

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