SHIFT AI、「AI Drivenエンジニアコース」を大幅アップデート – コードを書かずにAIを指揮する次世代エンジニア育成へ

SHIFT AI、「AI Drivenエンジニアコース」を大幅アップデート – コードを書かずにAIを指揮する次世代エンジニア育成へ
AI Workstyle Lab編集部の解説
主なアップデート内容
想定される受講対象者
提供形態とお申込み方法
株式会社SHIFT AIについて

SHIFT AI、「AI Drivenエンジニアコース」を大幅アップデート – コードを書かずにAIを指揮する次世代エンジニア育成へ

「日本をAI先進国に」を掲げる株式会社SHIFT AIは、法人向けリスキリングサービス「SHIFT AI for Biz」において、2025年4月より提供中の「AI Drivenエンジニアコース」を2025年12月5日に大幅にアップデートしました。

今回のアップデートは、AIによる開発支援がコード補完だけでなく、プロジェクト全体を自律的に改修する「エージェント型」へと進化している背景に対応するものです。特に、最新のGitHub Copilotでは、GPT-5世代のモデル統合やAgentモードの実装により、その能力が大きく拡張されています。

AI Workstyle Lab編集部の解説

AIの進化は目覚ましく、開発現場ではコード生成だけでなく、プロジェクト管理やデバッグ、さらには大規模なコード改修までをAIが自律的に行う「エージェント型開発」が現実のものとなりつつあります。しかし、その強力な自動化機能には、AIの暴走や情報漏えいといったリスクも伴います。このため、AIを効果的に活用しつつ、いかに安全に制御するかが、今後のAI開発における重要な課題となっています。

今回の「AI Drivenエンジニアコース」のアップデートは、まさにこの課題に応えるものです。単にAIの最新機能を使うだけでなく、それをエンタープライズレベルで安全に運用するための「Guardrails（ガードレール）」技術までを習得できる点は、実務においてAIを導入しようとする企業やエンジニアにとって非常に価値のある内容と言えます。AIを「使われる」のではなく「監督し、成果を最大化する」視点を持つことは、これからのエンジニアにとって不可欠なスキルとなるでしょう。

主なアップデート内容

1. Agentモードによる大規模自動化と「Guardrails」による安全制御

本コースでは、ファイル編集やコマンド実行をAIが自律的に行う「Agentモード」の活用法を実践的に解説します。さらに、AIのアクセス範囲を必要最小限に絞る「最小スコープの原則」、操作ログの可視化、承認フローの設計といったGuardrails（ガードレール：AIの安全な運用を確保するための制御メカニズム）の考え方と実装パターンを学習します。これにより、自動化の利便性とセキュリティ・ガバナンスの両立を目指す高度な運用スキルを習得できます。

2. 最新LLMモデル（GPT-5-Codex/Claude Opus 4.5）への対応とコスト戦略

GitHub Copilotの新料金体系で導入された「プレミアムリクエスト」と「乗数（消費量）」の仕組みを整理し、モデルごとのコスト特性をわかりやすく解説します。軽量な「GPT-5 mini」や、高精度だが1リクエストあたりの消費量が大きい「Claude Opus 4.5」など、代表的なモデルを取り上げます。その上で、ビジネスプランの月間上限などの制約を前提に、どの業務でどのモデルを選ぶべきかを検討するためのフレームワークと検証手順を提供し、自社の業務要件に合わせてコスト対効果を最大化する運用方針を自律的に立案・検証できるスキルを育成します。

3. カスタムインストラクションの適用拡大と「AGENTS.md」

これまで主にチャット体験で利用されてきたカスタムインストラクション（AIに特定の指示や制約を与える設定）が、Agent機能やコードレビューにも横断的に適用できるようになったことを踏まえ、プロジェクト全体でAIの挙動を統一する設計手法を扱います。特に、エージェント専用の指示書である「AGENTS.md」の作成・管理手法をハンズオン形式で学習し、チーム開発におけるAIのロール定義や権限設計、レビュー基準の標準化を推進できる状態を目指します。

想定される受講対象者

本コースは、以下のような方々を対象としています。

企業のDX推進担当者・開発部門の責任者：最新のGitHub Copilotを導入し、開発プロセスの自動化とセキュリティ統制の両立を目指す方。
開発エンジニア・テックリード：Agent機能を活用してコーディング時間を短縮し、よりクリエイティブな設計業務に注力したい方。
AIリテラシーを向上させたいエンジニア：GPT-5世代の最新技術動向をキャッチアップし、市場価値を高めたい方。

提供形態とお申込み方法

本コースは、株式会社SHIFT AIのeラーニングプラットフォーム上でオンライン受講が可能です。受講者は自身のペースで学習を進められます。

現在、生成AI活用推進のための無料相談会を開催しています。お申込みは以下のリンクよりご予約ください。

無料相談会ご予約：https://shift-ai.co.jp/

その他ご不明な点は、下記メールアドレスへお問い合わせください。
info@shift-ai.co.jp

株式会社SHIFT AIについて

株式会社SHIFT AIは、「日本をAI先進国に」をミッションに掲げ、生成AIをはじめとするAI技術のビジネス活用を学べる、利用者数No.1※の生成AI学習コミュニティ「SHIFT AI」を運営しています。会員数は2万5000人を超え、法人向けのリスキリング支援サービス「SHIFT AI for Biz」や教育機関向けの「SHIFT AI for School」など、幅広い分野でAI人材の育成を推進しています。また、独自メディア「SHIFT AI Times」の運営や研修、イベントを通じて、個人と組織の成長を支援し、日本全体のAI活用を加速させています。

※利用者数No.1（GMOリサーチ&AI株式会社調べ、2025年2月時点における累計登録者数。企業が運営するAI活用事例や実践ノウハウなど、ビジネス目的でのAI活用に関する講義を提供するコミュニティサービスが対象）

本コースのアップデートは、AI技術の進化に対応し、企業やエンジニアがAIを最大限に活用するための実践的なスキルを提供することで、日本のAI先進国化に貢献することを目指しています。

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